創業30周年──原点回帰と新たな挑戦

住建、そしてイエローチェア・ハウスの誕生

住建創業

1984(昭和59)年5月。

豊かな木の家をつくるという合い言葉に住建は誕生しました。

創業者の阿部輝彰は、大型輸送船で世界の海を渡り歩く一級通信士、職業訓練校の数学教師を経て「有限会社 住建」を起ち上げました。数年後には、バブル景気が到来。事業は順調かのように見えました。ところがバブル景気崩壊後、多くの中小企業が危機に巻き込まれたように住建の経営も急激に傾いていきました。

現代表・阿部嘉章(創業者の長男)は、バブル世代の真っ只中、一部上場の大手アパレルメーカーに就職。本社の企画部門で責任ある役職に抜擢され、会社からの期待も、やり甲斐も感じていました。しかしそれも束の間、バブル崩壊後の不景気もあり、一種の行き詰まりを感じていました。

1997(平成9)年。 寡黙で何も言わぬとはいえ、父が巻き込まれている危機に直面し、嘉章は大手アパレルメーカーを辞める決意をします。父の力になりたい一心で、建築業という未知の分野に飛び込みました。

1998(平成10)年、そんな矢先、父・輝彰が脳梗塞で倒れます。 幸い一命はとりとめましたが、右半身に麻痺が残り、現役を退かざるを得ない状況になります。経営の責任と重荷が一気に息子・嘉章の肩にのしかかりました。そこからの取り組みは、まさしくトライ&エラー! 様々な試練に見舞われる数年間が続きます。それは空回りに消沈する毎日でした。

イエローチェア・ハウスの誕生

そんな毎日にある転機が訪れます。 2006(平成18)年、現代表は一冊の本と出会います。その本は『古くて豊かなイギリスの家、便利で貧しい日本の家』(井形慶子著)。これまでデザインや素材に始まり、家づくりの根幹にかかわる部分でモヤモヤとしていた思いが明確になり、私たちがお届けしたい家、そしてそこに住まう家族の暮らしとはどのようなものなのか……この本との出会いは、その方向性と未来をつかむ機会を与えてくれました。

翌年、住建は、個人住宅部門のオリジナルブランド「イエローチェア・ハウス(Yellowchair House)」をスタート。まずイギリスを始めとした世界中の素敵な町並みの家々をお手本していこうと決め、イエローチェア・ハウスのオリジナル・デザイン・シリーズ「世界の田舎家シリーズ」を起ち上げます。

さらに、より安心して暮らせる家づくりのためには「素材が大切である」と痛感し、独自の木材調達ルート開拓にも取り組みました。そして、構造材を100%国産材でまかなう体制を築きあげました。

イエローチェア・ハウスの家づくりは、住まう人のためだけではなく、自然環境の保全や地域経済の活性化などにもつながっていることに共感してくださるオーナーさまとの出会いがあってこそ成り立っています。

そして、こうしたお客さまの共感と応援がある限り、私たちの挑戦は続きます。

原点回帰と新たな挑戦

そして2014(平成26)年。

イエローチェア・ハウスの母体である住建の歩みは、創業30周年の節目を迎えます。

この機に、私たちは改めて足元を見つめつつ、挑戦を続けていこうと決意を新たにしています。

その中のひとつに新しいデザインの起ち上げがあります。

これは、イエローチェア・ハウスの代名詞にもなっているヨーロッパの素朴なカントリースタイルにはなかったものを目指し、原点回帰として、これまでのどこか懐かしいぬくもりを踏襲しながらも、よりシンプルでモダンなテイストを追求したデザインになる予定です。

Mid-Century Modern Designの源流となった家具や建築のコンセプトを、日本の暮らしにカスタマイズしながら、イエローチェア・ハウス独自のアイデアとノウハウを盛り込みます。これまでにない、でも多くの人が待っていたと感じてくださるデザインになるでしょう。詳細は、今秋、このイエローズ・スピリットで発表いたしますので、お楽しみに。

 

新たな学びを得るために

そんな節目の5月。

イエローチェア・ハウス代表・阿部は、新しい刺激とインスピレーションを得るためにイギリスへ旅立つ決意をしました。

カントリースタイルやイギリスの昔ながらの暮らしへの理解を深めるだけでなく、新たにロンドンの高級住宅街ハムステッドなどを井形慶子さんと共に歩きながら、イギリスの今と昔を学んでまいります。

30周年にして、原点回帰と新たな挑戦を両輪のように駆動させながら、私たちは、次のステップへと足を踏み入れます。

どうぞご期待ください!

お知らせ

■5月5日(月・祝) 第2回 もてぎ7時間エンデューロ GW 2014 →参加することになった経緯はこちら

■5月17日(土) Nanatsudo フラワーマーケット@七ツ洞公園

■5月23日(金) 英国式「ゆたかぐらし&ティータイム」セミナー(弊社ショールームにて)

■5月24日(土) 森からのツアー(予定)@八溝山

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