新年放談 Yellowchair House Ver. 2.1

株式会社 住建のオリジナルブランドとして2007年に産声を上げたイエローチェア・ハウス。
2013年7月には、“リ・ブランディング” と称して、より明確な家づくりの理念とスタイルを整え、ロゴマークなども刷新しました。
2014年には住建創設30周年を迎え、みなさまへの感謝と共にさらなる挑戦を続けてきました。
そして31年目に突入する2015年───常にバージョンアップをしていくイエローチェア・ハウスの家づくりについて、2014年7月 イギリスと北アイルランドを訪ねてに引き続き、阿部代表と山田タポシ氏の対談形式でお伝えいたします。

題して、新年放談 Yellowchair House Ver. 2.1! ショールームで食事をしながらの “本音トーク炸裂” です!

スキルとモチベーションの高いチーム作りを目指す!

山田タポシ(以下、T)「あけましておめでとうございます!」

阿部代表(以下、A)「あけましておめでとうございます!」

T& A「今年もよろしくお願いします!」

T「年末の慌ただしい総選挙も終わり、歳が改まりました。のんびりとしながらも、おそらく、いろんな思いが心のなかを駆け巡っているところだと思います」

A「まさしく、そんな感じです!」

T「では、その思いを解き放っていただければと思います」

A「なんかかしこまってない?」

T「ほら、一応、年賀だしね」

A「なるほど」

T「では、月並みですけど2014年を総括するとしたら、どんな年でしたか?」

A「これまでもいろんな節目や変化があった中、2014年は、言わば “別離と出会いの年” という感じかなぁ……」

T「おやおや、新年からなにやらポエット(詩人)のようですね(笑)」

A「ほら、一応、年賀だしね」

T「……」

A「つまりですね、去年はイエローチェア・ハウスで共に家づくりに励んでいた多くのメンバー(※)たちが新しい道を見出して旅立っていったんです」

※イエローチェア・ハウスでは、共に働く仲間をメンバーと呼んでいます。

T「たしかに顔ぶれは大きく変わりましたね。でも、それまでのメンバーのみなさんもよく見かけます」

A「そうなんです。例えば、二川くんのように一級建築士に合格し、転身してもなにかと手伝ってくれたり、高杉くんのように独立し、今でもイエローチェア・ハウスの特徴ある壁の仕上げには欠かせない存在として関わってくれたり、石澤くんも断熱材工事の専門家として独り立ちして、私たちの現場に携わってくれています。本当にありがたいことです。
 本来、家づくりの仕事は、専門技術をもつ人たちのコラボなので、独立心と責任感をもって取り組んで欲しいと思っていました。ですから、その旅立ちは喜ばしいことなんです!」

T「でも経営者としては、大変では?」

A「……ですね(笑) それでも彼らの旅立ちを心から祝ってあげたいし、イエローチェア・ハウスの卒業生としてこれからもずっと応援していきます。そして新メンバーとは、よりよい暮らしの場を提案できる現場にしていこうと思っています。

 そのために、改めて少数精鋭の、スキルとモチベーションの高い組織を目指します。それが可能な、すばらしいメンバーに恵まれているので、それを束ねる僕自身も大きく変わらなければと決意を新たにしています。

 『何をやるか?』を僕が考え、『どうやるか?』はメンバーに委ねていく……。
それは、決して丸投げや放任というのではなく、チームで “共有の仕組み” と “スキルアップの仕組み” を整える仕事を僕がして、現場はもっとメンバーに任せ、そのことでモチベーションを上げていけないかと……。

T「なるほど。その仕組みとは具体的に?」

A「中断している イエロー・カレッジ(社内勉強会)を再開します。メンバーの感性を磨いて、スキルやモチベーションを高めていくのがとても大切だと思うので。
 それと同時に会社としてもより働きやすい環境づくりを整えていきたいと思っています。
 そうして、みんなが Win-Win というか、良い循環で物事が巡っていくようにしていきたいです」

T「あと、女性の割合が増えた気がするのは気のせいですかね?」

A「いや、気のせいじゃありません。実際、暮らしの中心は女性ですしね

T「たしかに家づくりの主導権は女性が握っている家庭が多いらしいので、きっとお客さまも相談しやすくなりますね」

T「家づくりそのものについては?」

A「去年からステップ・アップにつながる道筋を何本か作れたので、今年はそれを形にしていこうと決意を新たにしているところです」

T「具体的にはどんな道筋が?」

A「たとえば『クエイク・プルーフ・カント Re フォーム』(※)というリフォーム事業の展開。
 またDIYに親しんでもらえるワークショップの開催。これは、OBオーナーさまと新しいお客さまとの出会いの場づくりにつながり、さまざまなヒントをいただいています。
 さらにこれまでにないデザインとコンセプトの新デザインもほぼかたまり、モデルハウスを建てる予定です」

※クエイク・プルーフ・カント Re フォーム(Queke Proof Count-Re-form):現行の耐震基準に準じ、イエローチェア・ハウスが手がけるカントリースタイルのリフォーム事業。

ラフで居心地の良い、自由な暮らしの場づくり!

T「それでは、これまでの振り返りをまとめつつ、2015年のイエローチェア・ハウスについてもう少し具体的に聴いていきたいと思うんですが……」

A「イエローチェア・ハウスは、家づくり=暮らしのプロデュースと考えていますが、今年はもっとラフで居心地の良い、自由な暮らしの空間を提案していこうと思っています。一言で言えば “楽しみながらカスタマイズできる家づくり” ということです」

T「カスタマイズ ?!」

A「はい。最近、お客さまがご自分で見つけてきた照明や北欧のキッチンなどを支給したいというケースが増えているんで、もっと自分の好みやスタイルに合わせて、ほぼオールフリーでカスタマイズできる家づくりを提案していこうというわけです。

T「たしかに今は、インターネットで世界中のものを個人で安く入手できるから……」

A「そう! と言っても『イエローチェア・ハウスからの約束』で宣言していることはそのまま(※)です。でも私たちプロが関わらなくてもできそうなところは、お客さまの選択で。設置などもご自分でやられても私たちに依頼いただいてもOK。
  もちろん、家づくりのプロとして責任をもって関わり、共に家づくりをしていくことも変わりありません。おそらく、プロとしてより広範囲で柔軟な知識や対応が求められるはずなので、そこはしっかり準備をしているところです」

T「そうなると、まさしく “家を買う” のではなく、“家を創る” ということですね。ならば、規格品があまり好きじゃない僕でも俄然興味がわいてきました(笑)」

A「そう、そういう感覚は、まさしく、イエローチェア・ハウスが目指している家づくり=暮らしのプロデュースにつながっていくと思っています!」

※イエローチェア・ハウスからの約束:
  1.構造材は100%日本の木を使います
  2.ビニールクロスは使いません
  3.サイディングは使いません
  4.正直な家づくりをします

新デザイン “トゥー・ウイロー・ロード”

T「では、新しいデザインについても……」

A「それは “トゥー・ウイロー・ロード(2 Willow Road)” とネーミングしました」

T「具体的にはどんなデザインに?」

A「ズバリ、ミッド・センチュリー、ブリティッシュ・モダン!」

T「……?」

A「カタまらない、カタまらない(笑)
  イギリスでも、20世紀半ばにインテリアや建築における新しいデザインの潮流が起きます。その象徴として、ある家が今でもロンドン郊外に保存されているんですね。で、その家の住所が実は “2 Willow Road” なんです。

T「あ、それは、今年の6月にイギリスで訪ねた家ですね」

A「そうです。イギリスの家づくり史といった文脈で話すと、それまで贅を尽くし、力を誇示するような家づくりから、庶民が暮らしやすいコンパクトで機能性を重視した、でもデザイン的にも優れた家づくりが提唱されたわけです。そうした伝統的イギリスの家とモダンな生活スタイルの家のちょうど端境期のスタイルを取り入れていこうというデザインなんです。

T「要は、そういう様々な端境期のスタイルをイエローチェア・ハウスがアレンジするとこうなります、と」

A「その通り! そもそも僕の好きなファッション・デザイナーのマーガレット・ハウエルさんがイギリスに2つの違うタイプの家を持っていまして……ひとつは、長年住んでいる伝統的な英国スタイルの家。もうひとつは、モダンなリゾートスタイルのミッド・センチュリー期の家。そこで彼女がそれぞれの暮らしを楽しんでいるのを見ていて、ずっと温めていたアイデアなんです」

T「イギリス訪問での経験が見事に結実してますねぇ(笑)」

A「これで、イギリス訪問は遊びの旅行ではなく、仕事の一環だと理解してもらえるかなと(笑)」

T「そんなこと気にしていたとは……(笑)」

A「気にしてなんかいないです。ただそう思う人もいるかなぁと(笑)」

Tで、これをさっきのカスタマイズ方式で?」

A「そうですね。この新デザインは、さっき話したカスタマイズ方式とこれまでのオールインワン方式の両方式で展開していこうと思っています。

 またこの新デザイン “トゥー・ウィロー・ロード” は、モデルハウスとしてお披露目するだけでなく、そこにはさらなる取り組みを導入します。」

T「さらなる取り組み?」

A「イエローチェア・ハウスでは、国産材の積極的な活用(現在、構造材は100%地元産の八溝杉)など、よりサスティナブル(地球環境を保全し、持続可能)な取り組みをしてきました。そこで、今年は、ペレットストーブ(※)を積極的に取り入れていくことにしたんです」

T「その新しい取り組みがつまったモデルハウスは、いつごろお目にかかれるのでしょう?」

A「今年の初夏頃には……」

T「それが形になれば、2015年のイエローチェア・ハウス、バージョン2.1がどんなものになるのか、もっとはっきりイメージできるんでしょうね。すごく楽しみです。

A「ご期待ください!!」

ではでは、今年も良き一年になりますように!」

A「はい、みなさんにとっても……!!!」

※ペレットストーブ:スウェーデンやデンマークで普及してきた木質ペレットを燃料とするストーブ。森林活用はもちろん、非化石燃料を使うので地球温暖化対策などにもつながるということで注目されているストーブ。阿部は『里山資本主義-日本経済は「安心の原理」で動く』藻谷浩介(著)で知りました。

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