“エコハウス” を知る!

みなさんは “エコハウス” の “エコ” が “エコロジー” の “エコ” だということはご存知だと思います。そしてエコロジーな家は “エコノミー” につながります。つまり、エネルギー消費が少なく、環境に優しい家は冷暖房費用などが安く済むからです。
ところが、最近は少々エコノミーな話や最新技術の設備機器に注目が集まりすぎてしまい、本来のエコハウスの姿が見えにくくなっているような気もします。
そこで、今月のイエローズ・スピリットでは、本来のエコハウスについてしっかり理解を深め、イエローチェア・ハウスが手がけるエコハウスについても、お伝えしていきたいと思います。

そもそも “エコハウス” とは?

みなさんは “エコハウス” と聞いて、どんなおうちが思い浮かびますか?

太陽光発電のパネルが屋根に載っかっている!?
最新式の給湯システムが施工されている!?
薪ストーブを使っている!?

たしかにこれらの設備機器は、エコハウスによく使われていますが、一番重要なのは家の基本性能です。

特に断熱性と気密性が高いかどうかがエコハウスには必要不可欠な要素になります。

この点をないがしろにしてしまうと、高価な設備機器もその効果を発揮できず、結果、増エネ・高コストな家、つまり、非エコハウスになりかねません。

では「家の断熱性と気密性が高い!」とは、どういう家をさすのでしょうか?

簡単におさらいをしてみましょう!

片方では成立しにくい断熱と気密

断熱と気密の特性をおふとんのかけ方にたとえてみます。

例えば、羽毛布団。これは断熱にあたり、家でいえば、家の内外に発生する冷熱が壁・床・天井などから内外に伝わらないようにします。
ところが、いくら分厚い羽毛布団をかけても首や肩のあたりがスースーします。そこでタオルケットや毛布で肩周りを塞ぐわけですが、これが気密にあたり、家でいえば、家の内外にある冷気や暖気が通り抜ける隙間をなくします。

このように断熱と気密はワンセット。いずれも片方だけでは、家ほんらいの性能を高められません。

イエローチェア・ハウスの性能は?

今年、イエローチェア・ハウスの家で初めて冬を迎えたオーナーさまに訊ねました。

「外の気温がマイナス2度だったときでも、家の中は、暖房なしで10度ありました」
(水戸市見和Iさま)

「23度の設定で、Tシャツ一枚ですよ」
(水戸市姫子Sさま)

「夜はエアコンを切って、毛布一枚で寝てるんですよ!」
(水戸市堀町Yさま)

もちろん寒さ暑さの感じ方は個人差があるでしょう。

ですが、イエローチェア・ハウスでは、寒冷地仕様の断熱材(※1)を早くから標準仕様で使ってきました。ところが、体感する声は均一的には聞こえてきませんでした。現場での試行錯誤もしてきましたが、ここにきて実際に住まわれてのあたたかさを体感する声が多く届き始めて、とてもうれしく思います。

またオプションでドイツ製の可変透湿 気密シート「ザバーン」を使えば、さらにワンランク上の気密性を確保できます。

【写真:上】屋根の断熱材と気密を高める「ザバーン」の施行

※1 北関東気候の適合ランクよりもワンランク上の寒冷地仕様

このように気密性と断熱性を高めれば、冷暖房費が抑えられ、より省エネルギー=環境に優しい暮らしが可能になります。

ところが、この断熱性や気密性を高める施行は、家の根幹を成す大切なものにも関わらず、完成してしまえば目に見えない部分でもあります。

言わば、ハウスビルダーの良心と誠実さが試される試金石でもあるわけですが、イエローチェア・ハウスでは「KOUKOU TOUR」と称して、完成前のおうちを公開する工法&構造見学会を開いています。

でも、本来のエコハウスには、もっともっと大切な条件があることは知られていません。

それは「家をどう作るか?」以前のお話になります。

もっと重要なエコハウスの条件とは?

家をどう作るか?

その技術と工夫は日夜進歩していますが、そのひとつ前の段階については、多くのハウスビルダーが手を付けられないでいます。

まず、エコハウスの定義を見てみましょう。

居住時のエネルギー消費量とCO2など温暖化ガス排出量が低く、資源の消費が抑えられる家で、身近に手に入る地域の建材を使いながら耐久性も高く、快適で経済的な暮らしができます。このような家を環境共生型住宅<エコハウス>と呼びます。

───「エコハウスとは」 公益社団法人 日本建築家協会のHPより引用

地域の気候風土や敷地の条件、住まい方に応じて自然エネルギーが最大限に活かされることと、さらに身近に手に入る地域の材料を使うなど、環境に負担をかけない方法で建てられることがエコハウスの基本となります。
───「エコハウスとは」 環境省HPより引用

そう、「身近に手に入る地域の建材を使う」という表現があるように「どう作るか?」以前に「なにで作るか?」についても、エコハウスはしっかり言及しているのです。

ところが、多くのハウスビルダーでは、この点を曖昧にしていたり、あえて触れるのを避けたりしています。正直、私たちも(なかなか価値として理解されにくいことなので)悩み続けました。でも決断し、標準的にお手元に届けやすいものになるよう工夫、努力を重ねてきました。

今では良縁に恵まれたこともあり、構造材のみならず床材やカウンター材にいたるまで地元の八溝杉を使える態勢を整えることができました。

環境への配慮を考えると、大量の化石燃料を使い、遠くの国から輸入されている木材を使わずに、地域の建材を使うというのは、ごく当たり前の発想ではあります。環境はもちろん、地域経済を考慮してみれば、もしかすると一番大切なエコハウスの条件と言えるかもしれません。

エコハウスにご興味があるのであれば、ぜひ、この点にも注目してみてください。

お知らせ

■3月14日 (土) & 15日 (日)   10:00〜17:00 
OPEN HOME「コンパクトでおおらかな東海の家」@ 東海村

■3月21日 (土) 午前の部:10:00~12:00 | 午後の部:14:00~16:00
セルフメイク・ワークショップ feat. Mr.Kobashi at "BACK YARD"

■3月26日 (木)  10:00〜11:30 
英国式『ゆたかぐらし&ティータイム』セミナー
~イギリスのLive&Lifeから見えてくる家づくり~ @ 弊社ショールーム

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