イエローズ・スピリット

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イギリスと日本の共通点

イエローチェア・ハウスでは、日本の木と匠の技術を駆使しながらも、そのスタイルはイギリスをお手本にした家づくりをしています。
そこで今月のイエローズ・スピリットは、日本とイギリスの共通点やつながりについて、いつもとは違った雑学的な読み物として綴りながら、わたしたちの家づくりへの姿勢のようなものを伝えられればと思います。どうぞ気楽に読んでみてくださいませ!

洋の東西を問わずと言いますが……

みなさん世界地図を思い描いてみてください。日本とイギリスって遠いですよね。

今は飛行機でロンドン⇔成田が約12時間半ですが、その昔は、想像するのも困難なくらい「異国」だったのではないでしょうか。

でもそんな異国同士なのに意外な共通点があるんです。

お茶が大好き!

「茶(Tea)」は中国から世界に広まりました。呼び名も中国語由来。「チャ」は広東語系で陸路で伝わった地域に広まり、「テイ」は福建語系で海路でヨーロッパに伝わりました。代表的な例としては、インドの「チャイ」(陸路経由)やイギリスなどの「ティー」(海路経由)ですね。

1610年。
イギリスと言えば紅茶ですが、実は最初にヨーロッパに紹介された「茶」は、実は緑茶だったそうです。オランダの東インド会社が日本の平戸で買った日本茶とマカオで買った中国茶を持ち込んだそうですが、ヨーロッパで「茶」が定着したのはイギリスだけでした。

では、どうしてイギリスにだけ「茶」が定着したのでしょう。

まずは、当時「茶」の輸入で優位だったオランダとの英蘭戦争にイギリスが勝ち、輸入独占権を得たこと。
それと上流階級の人が「茶」に砂糖を入れて飲んだので、高級でおいしい飲み物という憧れのようなものが広まったこと。
さらにイギリス人冒険家がインド・アッサム地方に自生する独自の茶木を発見し、大規模栽培で「茶」を量産したことが挙げられるようです。

「茶」が上陸するちょっと前、ヨーロッパにはコーヒーが伝播していました。当時のイギリスには「コーヒーハウス」というビジネスの社交場が流行っていたそうです。半ば公的な施設でもあった「コーヒーハウス」の利用者はほとんどが男性で、女性は原則として入れなかったようです。

そこに「茶」がやってきます。アジアからやってきた、古い歴史と文化を背景に持つ、ちょっとおしゃれで、高級で、身体にも良い飲み物。当時「茶」はまだ大変高価でしたし、薬用効果が謳われたこともあって上流階級の女性たちが飛びつきます。

そうして男の社交場だった「コーヒーハウス」に対して、女性たちの社交ツールとして家庭生活の中に採り入れられていきました。そこから生まれた慣習のひとつがティーパーティーなのだそうです。

茶道という文化まで昇華させた日本のお茶。
アフタヌーンティーに代表されるようなイギリスの上流階級が愉しんだティー・カルチャー。

地球の東西に遠く離れてある島国だというのに、こうした共通点が生まれるのはとても不思議ですが、その経緯を辿ってみれば「なるほど!」と思うことばかりです。

実はこうした共通点から、改めて日本の食文化や暮らしぶりの素晴らしさに気づかされます。ですからイギリスをお手本にするとき、実は日本の良さを再認識させてくれているという、パラドックスが起きてしまうんですね。

───縁側ですする日本茶。
───コンサバトリーでたしなむ紅茶。

そこには国は違えど、人々が営む暮らしの温もりや繋がりを感じさせてくれます。

イエローチェア・ハウスでは、毎月開催しているティータイム・セミナーを3日連続で開催します。詳しくは、この記事の最後に。

世界では少数派?! イギリスと日本の左側通行

・76の(保護領を含む)国と地域が左側通行、163の国と地域が右側通行
・世界の人口比率、左側通行35%、右側通行65%
・道路の総距離の割合、左側通行10%、右側通行90%

出典元:「なぜ日本の道路は左側通行なのか?  調べて分かった歴史の裏側」
~世界の国々の道路が左側通行と右側通行に分かれている理由と歴史~

ご存知の通り、イギリスと日本は少数派の左側通行です。そんな共通点の理由や背景を探ってみると、これまた日本を再発見できるようなお話がありました。詳しくは上記のリンク先を読んでいただくとして簡単にまとめてみましょう。

日本では、江戸時代から左側通行だったことが、日本滞在の見聞記を書いたドイツ人医師ケンペルの『日本誌』に記されているそうです。

その理由、みなさん分かりますか?

江戸時代といえば、お侍が帯刀していた時代です。刀はどちらに挿しているか思い出してみてください。

そう左の腰に挿していますよね。

つまり、すれ違うときに刀の鞘がぶつかりあわないように左側通行という侍同士のルールがあったのだそうです。ほかにも説はあるようですが、イギリスにも西欧の騎士道精神がありますから、もしかしてそのあたりの理由も同じだったのかもしれません。

明治維新後、イギリスをお手本に近代国家づくりをしていた日本は、同じく左側通行だったイギリスに親しみを感じたことでしょう。明治時代になると日本では正式な交通法として左側通行を定めたそうです。

こうした慣習は、家づくりや暮らし方にも少なからず影響があります。違いも多いですが、共通点を見出していく学びは、日本の環境や文化を再認識したり、見直したりできる絶好の機会にもなります。

そんな気づきを家づくりに反映させていけるよう、これからもイギリスと日本のつながりや共通点を学んでいきたいと思います。

ほかにもイギリスとの共通点はあります。

・人口密度が高い
・大陸を臨む小さな島国
・よく雨が降る
・立憲君主制(※)である
※憲法に従って君主が政治を行う制度。君主の権力が憲法によって制限されている君主制。(三省堂「大辞林」から)

イギリスに長く滞在した人の中には「日本の恥の文化とも言える感覚がある」とか「欧米の中でも感情表現がおとなしめで日本人と似ている」とか「日本人と同じように結構“空気を読む”」という意見もあるようです。

みなさんは、どう感じられましたか?

これを機にもっとイギリスを好きになり、さらには日本を好きになり、すてきな家づくりや暮らしのヒントを見つけてみてください!

日本とイギリスをつないだ人たち

現在、日本とイギリスは良好な関係にあると言えますが、ここではそのような関係を築きあげてくれた人たちのことを少しだけご紹介します。

その多くは遭難や漂流がきっかけでした。

1587年 ChristopherとCosmas

日本は戦国時代。本能寺の変から五年後。初めてイギリスの地を踏んだ日本人がいました。名前はChristopherとCosmas。日本名はわかっていません。それぞれ20歳と16歳と年少だったにも関わらず1592年に遭難死してしまいます。

1600年 Blue Eyed "SAMURAI"

「関ヶ原の戦い」のあった年の春。ロッテルダムから極東に向かう船団に航海士として乗り込んだウィリアム・アダムス(William Adams 1564-1620)は、多くの犠牲者を出した航海の果てに日本に漂着します。その時に引見した徳川家康は彼の才能を見抜き、重用します。帯刀を許し、領地を与え、三浦按針という名前まで授けました。Blue Eyed "SAMURAI"の誕生です。

1835年 OTOKICHI The Sailer

音吉(OTOKICHI 1819年-1867年)という日本人の船乗りが一年以上の漂流や奴隷生活を経て、初めてロンドンを訪れます。彼はその後イギリスに帰化。John Matthew Ottosonと名乗り、通訳として福沢諭吉と出会うなど日英関係のために尽くします。

1862年 アーネスト・サトウ

明治維新の六年前。日本にアーネスト・サトウ(Ernest Mason Satow 1843-1929)というイギリス書記官が来日します。その後、すぐに生麦事件(※)が起こり、尊皇攘夷の嵐が吹き荒れます。徳川慶喜を始め明治維新に関わる要人との交流や通訳を通して、彼は日本の激動の歴史を目撃していきます。

※生麦事件:生麦村(現在の横浜)を通りかかった薩摩藩の重鎮・島津久光の行列に馬で乗り入れてしまったイギリス人たちが薩摩藩士に殺害された事件。

1896年 小泉八雲ことラフカディオ・ハーン

『耳なし芳一』などを著した小泉八雲(1850-1904)。実は彼はアイルランド人。英語名はご存知ラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn)。この年、彼は日本に帰化をします。

19世紀半ばには、日本は軍国主義政策を進めていきます。その過程で日英関係は悪化していきます。でも戦争が終わり、日英関係はまた良好になっていきました。

その象徴的な出来事がジョン・レノンとヨーコ・オノの結婚かもしれません。高度成長期の真っ只中である1969年に結婚した二人は「Give Peace a Chance」というメッセージを掲げ“ベッド・イン”というパフォーマンスを行いました。

というわけで、ざっとですが日英関係をつないでくれた人を挙げてみました。

現在でも音楽評論家のピーター・バラカン、日本国籍を取った作家のC・W・ニコル、お父さんがイギリス人のベッキーなど日本を大好きで理解してくださるイギリス人のかたがたがたくさんいらっしゃいます。

イギリスをお手本に家づくりをしているイエローチェア・ハウスにとっては、こうした人たちが築いてくれた日本とイギリスつながりに感謝せずにはいられません。

家づくりとは直接関係ないとしても「よく知る」ことは、異文化を学ぶうえではとても大切ですし、とても楽しいものです。

(文中敬称略)

異文化理解の先に見えるもの

イギリスと日本。

もちろん違いもたくさんあるのですが、まずは共通点に目を向けて、そこからお互いの慣習や文化や歴史を知り、相互理解を深めていく。

イエローチェア・ハウスでは、このような学びの姿勢をこれからも家づくりに反映させていきたいと思います。

というわけで、12月は毎月開催しているティータイームセミナーを3日連続で開催します。

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お知らせ

■12月12日 (土) 午前の部:10:00~12:00 | 午後の部:14:00~16:00
セルフメイク・ワークショップ (木工教室) feat. Mr.Kobashi at "BACK YARD"

■12月18日 (金)・19日 (土)・20日 (日) 10:00〜11:30
英国式『ゆたかぐらし&ティータイム』セミナー
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