つくば市で注文住宅を建てる前に!自然素材のメリットとは?

シックハウス症候群など、住宅の化学物質による健康被害の増加により、近年は自然素材に注目が集まっています。家の仕様を自由に選べる注文住宅では、無垢材などの自然素材を使った家づくりなども年々増えています。

そこで今回は、これから家を建てる方に向けて、住宅に使う自然素材について詳しく解説。家に自然素材を使うメリットや選び方、気をつけるべきポイントなども掲載しますので、家づくりの参考にしてくださいね。

■自然素材で注文住宅を建てるメリット

無垢フローリングや漆喰(しっくい)などの自然素材が良い物だというのは何となくわかるものの、実際にどんなメリットがあるのかと聞かれると答えるのは難しいですよね。そこでまずは、自然素材を使って家を建てることの代表的なメリットを5つ紹介します。

・触り心地・見た目が良い

自然素材のメリットとしてまず挙げられるのは、触れた時や目に入ってきた時の質感が良いということです。木の質感をそのまま楽しめる無垢材のフローリングや建具などは、触れた際の何とも言えない暖かみがあります。クリアコーティングを吹き付けた合板フローリングでは味わえない質感ですね。ビニールクロスなどでも、漆喰(しっくい)などの塗り壁を模したデザインがありますが、本物の質感にはかないません。好みにもよるため一概には言えませんが、自然素材を使って建てた家は暖かみや味わい深さなど、触れて・目で見て楽しめる仕上がりを得られるでしょう。

・湿気や臭いをコントロールできる

壁面に使う漆喰(しっくい)は雨などの湿度が高い日は湿気を吸い込み、晴れて乾燥している日は湿気を吐きだす調湿効果があります。エアコンや加湿器に頼らず、室内で快適に過ごしやすくなり、カビやダニの発生を抑える効果も期待できます。また、空気中に漂う臭いを吸い取る働きもあります。デリケートな小さいお子さんや、ペットなどが居るご家庭でもメリットが大きいですね。

・ほかの家と被らないオリジナルのデザイン

無垢の木は一つひとつ木目や色味が違い、同じ素材を使ったとしても全く同じ雰囲気にはなりません。人の手で塗り付けていく漆喰(しっくい)の壁も、模様や仕上げ方は自由自在です。工業製品で造る家と違い、設計する人や現場の職人さんによって世界に一つだけのマイホームを建てられるのも自然素材を選ぶ大きなメリットと言えるでしょう。一般的なモデルハウスなどでは好みのデザインがなかなか見つからないという方にも、自然素材の家はおすすめです。

・化学物質が少なくシックハウス症候群を防ぎやすい

木や石などの天然素材を加工した自然素材は、化学物質の使用が少ないためシックハウス症候群をはじめとする健康被害の危険を軽減できます。例えば一般的な合板フローリングでは薄い板を接着剤で張り合わせていますが、木からそのまま切りだした無垢フローリングは接着材を使いません。さらに、施工中に使う接着剤なども自然由来の物にこだわることで、さらに化学物質の使用を減らすことも可能です。マイホームは一度建てたら長く住むものですから、健康に過ごしやすいのは大きなメリットですね。

・メンテナンスして長く使える

ビニールクロスなどの建材は、使い方にもよりますが10年前後で交換するのを前提に作られていて、基本的にメンテナンスして使うことはありません。対して漆喰(しっくい)の壁面は、表面の掃除や湿気対策で汚れやカビを防止すれば長く使うことができます。数百年前のお寺やお城などの建築物が今でも残っているのは、自然素材を使ってしっかりメンテナンスしているからです。もちろん新築時に比べれば、少しずつ変色などの経年変化はありますが、それもまたデザインの味として楽しめるのが自然素材の良い所です。

■注文住宅でこだわりたい、自然素材の選び方

室内外の仕様を自分で決めることができる注文住宅で、こだわって選びたいのはやはり毎日目で見て触れる室内部分でしょう。ここでは、室内に使う自然素材の種類や選び方について解説します。

無垢フローリング

一枚の板から切り出した無垢フローリングは、室内の印象を大きく左右する自然素材の代表的な存在です。杉・ケヤキ・バーチ・オークなど国内外のさまざまな木の種類があり、木目や色合いなども様々。木の種類によって、時間とともに変わっていく色合いが違うのも面白いポイントです。また、表面の塗装によっても質感が変わってきます。木の質感を活かす浸透タイプの塗装や、傷や汚れから木を守るコーティングタイプの塗装など仕上げ方によって雰囲気も変わります。選ぶ際は本物の木に実際の塗装を施したカットサンプルを取り寄せて、じっくりと好みの種類を選ぶのがおすすめです。

・無垢建具

フローリングを無垢にするなら、ドアや窓枠などの建具も無垢で揃えて統一感を出したいところです。無垢建具の選び方も基本的にはフローリングと同じですが、木の種類を統一するか、違う木目にするかなど組みあわせも楽しみましょう。また、木の質感を活かしたナチュラルカラーが主流ですが、ピンクやグリーンなどの遊び心あるカラーでアクセントを入れることもできます。子供部屋は可愛らしいパステルカラー、書斎や寝室は落ち着きのあるナチュラルカラーなど部屋ごとに変えてみるのも素敵ですね。

・漆喰(しっくい)

壁面で選ぶ自然素材で代表的なのものは、漆喰(しっくい)です。壁面に塗り付けるタイプの仕上げ材ですが、和モダンなどの和風デザイン、洋風デザイン、いずれも漆喰(しっくい)がマッチしやすいです。漆喰(しっくい)は表面がツルっとした滑らかな仕上がりになり、凹凸をつけることはあまりありません。カラーに関しても、自然由来の物を使う為基本的には白となります。シンプルなデザインを求めるなら漆喰が良いかもしれません。

漆喰(しっくい)は中に含む骨材により、ざらっとしたゆず肌のような仕上がりになり、表面の凹凸でさまざまなデザインをつけることが多いです。コテによる模様や、刷毛を引いた細かい線のような模様などデザインも自由自在。もちろんシンプルな平坦仕上げも可能ですし、竣工記念にお子さんの手形などをつけることもできますよ。カラーに関しても種類が多く、お部屋の印象に合わせて選びやすいです。

■注文住宅で自然素材を選ぶ際の注意点

ここまで紹介したように自然素材にはたくさんのメリットがありますが、注意すべき点もあります。良い面ばかりを見て自然素材の家を建てると、住んでから後悔してしまう可能性も。あらかじめ気をつけるべき点を知っておくことで、満足のいく家づくりを目指しましょう。

・反りや狂いが発生しやすい

統一された規格で作られる工業製品の建材に対して、自然由来の建材は個体差や経年変化の幅が大きく、反りや狂いが発生しやすくなります。例えば一枚の木からできている無垢フローリングは反りが出やすく、年数が経つと多少の凹凸が発生する可能性があります。漆喰などの塗り壁も、季節の変化による膨張伸縮による細かいヒビの発生は避けられません。そのようなエイジング(経年変化)も自然素材の味であり魅力の一つですが、キッチリした工業製品のような仕上がりを求める方には向いていません。自然素材を選ぶ際は、このような特性も理解し、楽しめる余裕を持ちましょう。

・キズや汚れには弱い

素材の質感が楽しめる自然素材ですが、毎日の生活で発生する細かなキズや汚れには弱いという部分もあります。例えば木の肌触りが楽しめる無垢フローリングは塗装が薄いため、掃除機などの引っかき傷などは付きやすいです。また、食事の際に調味料をこぼしたり、お子さんの絵の具をこぼしたりといった汚れも染み込みやすいです。

ただし、新築直後はキズが気になりやすいですが、年数が経って使い込んでくると細かいキズも風味になってくるのが無垢材の特徴。お寺の床など、長年使いこまれた木は味があって美しく感じるものです。キズや汚れが付きやすいという特性をあらかじめ理解して、経年変化も楽しみながら上手に付き合っていきましょう。

・初期費用が高額になりやすい

自然由来の建材は材料費自体が高価な傾向にあり、施工の手間もかかるため建築費用は高額になりがちです。合板ベニヤ材は薄い板を張り合わせて作るため、ある程度質の悪い木も使うことができますが、一枚板の無垢材は質の良い木しか使えないため、材料費が高くなります。また、前述したように無垢材は反りなどが発生しやすいため、美しく仕上げるためには職人の経験に基づく高度な技術が必要とされます。腕の良い職人を手配して、手間をかけてじっくり造る必要があるため、施工費も高価になるというわけです。

 

ただし、メリットで挙げたようにメンテナンスすれば長く使えるため、長い目で見ればおトクになります。初期費用は掛かりますが、後でかかる費用を先払いしていると考えましょう。

■まとめ

デザイン・耐久性・快適性など、自然素材を使った家には様々なメリットがあります。材料と施工費が高くなるため初期費用は高額になりますが、長く住めるため長期的には費用面でもメリットが大きいです。しっかりとメンテナンスを続けて、次の世代に受け継いでいくのも素敵ですね。

自然由来の建材は一つとして同じ物がなく、世界に一つだけのオリジナルデザインを造り上げるのにはピッタリ。反面、種類があり過ぎて選ぶのが大変という面もあります。イメージにピッタリの家を建てるためには、実際に建てられたさまざまな実例を見てみるのが一番勉強になります。好みに近いデザインのお家を見つけて、参考にしてくださいね。

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