アンティーク風の家で暮らそう|心地よい空間づくり

アンティークのインテリアや雰囲気は、人の心に暖かさとゆとりを与えてくれます。家を建てようと考えている今、インテリアだけでなく、家自体もアンティーク風の住宅にしましょう。きっと満足のいく心豊かな暮らしができることでしょう。

今回は、アンティークの意味から考え、インテリアの実例集、家の施工例をご紹介しながら、アンティーク風の家づくりのポイントをお伝えします。

アンティークについて

アンティーク調のイメージは、古くに作られた家具や置き物のものを指すことが主流でしょう。しかし、昔に製造されたものすべてがアンティークに該当するわけではありません。

まずは、アンティークの意味を理解し、アンティークと似た言葉(意味は昔に製造され長い年月が経ったもの)を紹介し、それぞれの違いをご紹介します。

意味と語源

アンティークは、「古風な」という意味がありますが、「アンティーク=骨董品」のイメージを持っていることが多いのではないでしょうか。

実はアンティークの語源はフランス語で、「製造されて100年以上経過した手工芸品・工芸品・美術品」と定義され、主にイギリス製・フランス製の品々を指すます。
同じ「古風な」という意味では、「ヴィンテージ」もありますが、ヴィンテージは元々ワインで使われていましたが、インテリア系では、古い感じのアメリカ製品や製造されて100年に満たない古い製品を指します。

個人の好み・考え方によりますが、アンティークの方がヴィンテージより女性的・可愛らしさを感じるかと思います。

 

アンティークは2つのスタイルに分けられる

「古風な」という意味でいうなら、アンティークのほか、ご紹介した”ヴィンテージ”、”インダストリアル”や”ブロカント”・”ジャンク”・”コレクティブル”・”レトロ”・”シャビー”といったものがあります。

先に、ざっくりとそれぞれの違いをお伝えします。

・インダストリアル=ダメージ感の風合いがあるもので、「工業の」という言葉をイメージするように男性的雰囲気

・ブロカント=製造後100年未満の古道具、美しいガラクタという意味がある

・ジャンク=ブロカントとよく似ていて、黒が基調。かっこいいガラクタ。

・コレクティブル=コレクション対象の総称。ジャンクと呼ぶにはもったいないと思える古道具

・レトロ=見た目は古い感じだが、製造されたのは現代のもの。懐かしい感じがするもの。

上記にご紹介した語句は、アンティークとよく似ているコトバにすぎません。

イギリスアンティーク

まずは1つ目、アンティークの本場であるイギリスの流れを組むイギリスアンティークは、置いているだけで絵になるような雰囲気を醸し出すものが多く、大量生産されていません。

落ち着きのある色味をした木をベースに、脚には曲線があり、高級感をただよわせ、品の良さを感じます。時代の流れ(王朝の変化)に沿いデザインも変わっています。デザインにより製造された時代がわかるのもイギリスアンティークの楽しみ方とも言えるでしょう。

フレンチアンティーク

調度品は、繊細な装飾が施されたり、色が明るいのが特徴で。白色のペンイトがされているのが主流です。植物などの生命を感じるモチーフも加わり、全体的に可愛らしい雰囲気があります。

 

おすすめはイギリスアンティーク

どちらにも良さがありますが、個人的にはイギリスアンティークをおすすめします。というのも、華美ではないものの、シンプルであり、一つ一つに物語を感じるようなつくりだからです。アンティークの可愛らしさがほしいなと考えたら、壁紙で可愛らしさを演出する方法もあります。

アンティークの雰囲気づくりに必要なもの

イギリスアンティークの代名詞は”木”です。色味も明るい色合いのものではなく、こげ茶色に近い落ち着いた色味の”木”であることが大きなポイントです。

明るい色味のものは、明るさを演出してくれますが、『落ち着きのある雰囲気』ではないでしょう。本物の木で製造されたものは、木そのものが呼吸をし、作り手や使用者の手入れにより味わい深い変化を遂げていきます。

アンティークは、経年変化をも楽しむものです。

アンティークの製品は高価ですが、一つのものを大切に使っていける、イギリスの風潮も感じさせてくれます。

アンティークインテリアの実例集

まずは、アンティーク製品を取り入れたインテリアの実例を紹介しましょう。古き良きを感じさせる雰囲気をご覧ください。

リビングに置かれた木のテーブルの周りには、様々な質感のソファやチェアは年代を感じさせるアンティーク製品のオンパレード。そして柱につけられた時計も調和しています。本を片手に、コーヒーを飲みながら、安らぎの時を楽しみましょう。

 

セカンドリビング(テラスやコンサバトリー)に待ち構えるのは、丸テーブルに置かれたアフタヌーン・ティ。アフタヌーン・ティを楽しむならテーブルやチェアがアンティーク製品が一番ですね。ガーデニングを楽しんでいる方、外の景色が楽しめるお宅ならではの、贅沢な時間の過ごし方と言えるでしょう。

 

壁にかけられたテレビは現代の製品ですが、その下には自分の趣味のものやアンティーク系のものを置いています。壁に備え付けれたテーブルは、やはり落ち着きのある色味でアンティークな雰囲気を引き立てています。ご紹介した写真では、男性好みの製品が並べられていますが、バラの花を飾ってみたり、女性的な雰囲気にしても似合いそうです。

ただし、あまりたくさんの物を置かないようにしましょう。せっかくのアンティーク感がなくなってしまいます。

 

奥の食器棚から収納棚はもちろんアンティーク調。手前に見えるのはバスケットとブルーの花柄の缶が並び、イギリスの田舎にいるかのような気分になれるキッチンです。

 

アンティークの照明からは暖かな光が包み込み、その中で洗面すると、高級ホテルの一角で過ごしているかのようです。洗面所といえど、”木”が使われていますね。落ち着きのある空間になっています。

 

趣味の部屋にもアンティークを取り入れられます。床がこげ茶というより黒に近いですが、バラの花の壁紙が、日光とともに部屋を明るくしてくれます。キャンバスを立てて絵を書く空間にぴったりです。子どもの遊び場所としてもいいですね。

アンティーク風の住宅の実例集

今度は、インテリアではなく、家そのものをアンティーク風にしている例です。ピーターラビットなど童話に出てきそうな可愛らしく、穏やかな時間が流れていそうです。

イギリス国内の家は、築100年近いものばかりで、まさに家そのものがアンティークといえますので、イギリス風の家を紹介します。

クリーム色の壁にレンガに、煙突とイギリスの田舎に佇ずみ、近くに湖がありそうな気がしてきます。絵本の世界にある家で暮らせますね。

 

まるで中世の時代にいるかのような雰囲気です。石づくりのような壁に木のドア、ドアの小窓にも装飾が加わり、アンティーク調のライトと、アンティーク感が満載です。

イギリスでもっとも美しい村と言われているキャッスルクームという小さな村にある家を模した家です。はちみつ色の壁に濃い茶色が織り成す雰囲気には可愛らしさも感じます。

 

こちらは、イギリス南部にある、シェークスピアの故郷ストラドフォード・アポン・エイヴォンという小さな田舎町の家を模した家です。外壁の木枠が特徴的で、中世のイギリスの街並みを残しています。

インテリアだけでなく、家そのものもアンティーク風にして、さらに人生を穏やかで豊かにしてみましょう。

アンティーク風の家づくりのご相談はイエローチェア・ハウスへ

イエローチェア・ハウスは、イギリス郊外や海外の田舎で豊かに暮らす人々のように、「素朴で愛らしく、家族と永く楽しく暮らしたい」と考える、そんな家づくりをお手伝いするために、海外の優れた建築思想と日本建築の良さを融合した注文住宅の新築・リフォームを行っています。アンティーク風の家づくりも得意中の得意です。

また、家づくりにおいて、新築でありながら嫌な匂いがしない化学物質を極力使わないことも大切にしています。

”家”は家族と暮らす憩いの場所です。そのためには、家族が健康で気持ち良く住めること、永年愛着を持って暮らしを楽しめることが大切かと思いますし、私たち、イエローチェア・ハウスの家づくりへのこだわりです。

建築の際は、まるで何十年も経ったかのような風合いのある自然素材や日本の木をふんだんに使い、性能や機能性も重視した快適で、住む人にも環境にも優しい家づくりをモットーに取り組んでいます。その目指す家づくり、自然素材のよさを活かすのは、職人さんの高い技術が必要です。私たちのデザインを最大限に活かしてくれる職人さんの技術は、何事にもかえがたく、私たちの誇りでもあります。

 

「家をつくろう」と思い立ったとき、間取りや収納を工夫したり、デザインをイメージしたり、予算のことを考えたり、いろいろ悩むことでしょう。ですが、自分たちは「どんな暮らし方をしたいのか?」をポイントにおいて、考えていく必要があります。

自分たちの理想の「家づくりを考えたい」と思ったら、まずイエローチェア・ハウスのおうちづくり無料ガイダンスに参加してみてください。ご参加いただいた方にはあなたの理想の家を「無料」でデザインしますので、ぜひお気軽にご相談ください。デザインは他社で使ってもらってもかまいません。まずは、家づくりの楽しさを体験していただきたいのです!

 

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著者情報

吉成 悠
吉成 悠
家をつくるということ。
それは単に道具としての“HOUSE”を組み立てる作業ではありません。
家族が笑顔で快適に過ごせる“HOME”をつくるお手伝いをしています。

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