アーチづかいの漆喰の家

ようやく完成にいたりました……。
と言いますのも、ある土地で地鎮祭まで執り行っていながら、とある事情で別の土地に建てることになるという経緯が……。人生とは、家づくりとは、本当に不思議なものです。僕たちの不手際もありましたが、ご縁は途切れることなく、成就いたしました。
土地探しから実に3年の歳月を要しました。
さまざまな困難は結びつきを強めてくれます。
素敵な家族が、このおうちでさらなる幸せを築いていっていただきたいと祈るばかりです。

何個見つけることができますか?小さなアーチ。シンプルながらもディテールにこだわりました。漆喰ならではの工事です。

4LDKですが、最後は和室がオススメです。誰を招いても対応できます。僕たちは、収納内部ほどヒノキにこだわります。

陽が落ちるほどにやさしくなる空間です。
「日本の家はグレーに染まり、イギリスの家はオレンジ色に染まる」

玄関に入ると、その先にドアがあります。ドアの向こうには洗面台です。元気な男の子3人兄弟のための間取りとなりました。

イギリス好きには、堪えられないステンドグラス。このような使い方もできます。

洗面で手を洗うと、隣にはクローゼットがあり、さらにその奥に続くのは階段ホールと、キッチンホールです。

奥に見えるのは手作りのバックカウンター。奥さまの細かな要望に対応できるのがメリットです。カウンターの脇に見える扉は、階段の入り口。ベビーゲート兼、音と暖房に貢献してくれます。

壁一面の棚は、とても人気があります。バスタオルから下着までおけますね。これだけあれば、なんとかなります。

16畳のリビングダイニング。スペースの配分がよかったのか、いつも以上におおらかに感じます。

上棟式の後にイス作りを行いました。思い出の1ページになっていることと思います。

アーチと梁が印象的な空間です。L時型は使い勝ってもとてもよさそうです。

オープンホームは、限定制で行いましたが、盛大に終了しました。保育士さんのおかげで、ゆっくりと質問をいただけました。

何個見つけることができますか?小さなアーチ。シンプルながらもディテールにこだわりました。漆喰ならではの工事です。

シンプルな外観ですが、歳を重ねても飽きることのない建物になりました。いつものウッドデッキも暮らしを豊かにしてくれるものと思います。