イギリス風の可愛い家にする手法①②③|コンサバトリーやチムニーおすすめ3点
こんにちは。
代表の阿部よしあきです。
うちの奥さまは、ガーデニングが大好き。
彼女のおかげで家も事務所も、とてもいい感じにチューリップ、パンジー、ムスカリなど咲いてます。
近くを通った際は、ぜひお寄りくださいね。
ぼくはぼくで、家庭菜園、今はコマツナとサニーレタス栽培を楽しんでます。
サニーレタスは苗を間引きして1本立ちさせたら、畑に移し替えようかなというところ。
楽しいですよ。
本題です。
イギリス風の可愛い家にするポイントを今回と数回に分けてお伝えします。
全部は無理でも、一つ採用するだけでも地域でダントツ可愛い家にすることができます。
最後までお読みいただけたら嬉しいです。
コンサバトリー
一言でいうと、コンサバトリーは “お洒落なサンルーム” です。

カントリーロージー コンサバトリー
なぜか日本由来のサンルームは、やっぱりサンルームでしかなく、物干し以外の使い方しか広がりません。
どうしてでしょうか?
アルミの柱に全面ガラス、プラスチックの床など工業建材に囲まれて、暑苦しいのが主な理由でしょう。
その点、イギリスのコンサバトリーは、部屋としてしっかり作り込まれています。
イギリスのコンサバトリーも天井はガラスが多いですが、日本は日差しがきつく不向きです。
そこは、アレンジしたいところです。
イギリスでは、温室がその始まりと言われていますが、今では第2のダイニングやリビングとして、多く使われています。
実際に見てきた郊外のデタッチドハウスと呼ばれる一戸建ての家には、かなりの比率でコンサバトリーがついていました。
感覚的には、50%くらいだったでしょうか。
それほど、コンサバトリーを持つ家が多い印象です。
イギリス人にとって庭はとても重要で、日本人の感覚とはそうとう違います。
陽当たりが悪いせい、という話もありますが、陽がさせば庭にでる。
家の中だけで完結しがちな日本人に対して、暮らしの半分は庭という感じ、と言えばいいでしょうか……。
その中でコンサバトリーは、家の内と外のつなぎの役割を果たしていました。
単なる観光ですと、表側(公道側)しか見えないので、イギリスの人々の暮らしがわかりません。
ところが、裏庭(バックヤード)へまわると、プライベートガーデンが広がっています。
で、コンサバトリーはその入り口となっている。
長年、イエローチェアハウスはそのような暮らしを提案してきました。
実際にコンサバトリーを上手に使って、楽しまれているご家族が多くいます。
普段はセカンドダイニング。
夏は、子供用プールを置いたそうです。
「体が冷えないので、安心して見てられるんですよ〜。」
とのこと。
春夏にミニテントを張ってお子さんの遊び場にして、楽しんでいるご家族もいます。
「これなら、キャンプいけなくても、気分味わえますからね。」
とご主人。
こんな使い方があるんだー、と感心しました。
使い方は、セカンドダイニング、ランドリースペース、ときに子供さんの遊び場、ときにワークスペースなど自由な発想でいいと思います。
僕であれば、愛犬と戯れるスペースにしたいですね。
大型犬を飼うのが夢なので、仕事から帰って一緒に庭仕事をして、陽が暮れたらコンサバトリーの木製チェアに座って、そいつの頭をなでながらビールを一杯。
ああ、最高です。
せっかくの土地付き一戸建てを望むなら、庭も含めた暮らしづくりにする、コンサバトリーを検討してみてはいかがでしょうか。
キッチン
ご存知のように、イギリスの家は日本と違って、100年200年平気で存在し続けます。
純粋に古いということが理由だけでもありませんが、イギリス人はリフォーム好き。
特にキッチンは、新品も多く、使いたおされたような木製でも、古さを感じさせないものがほとんどでした。
キッチンも道具とすれば消耗品。
と考えれば、最初は、安価なシステムキッチンで十分かもしれません。
また余裕ができてきたなら、自分にあったものにカスタマイズする、というのはとてもいいと思います。
自分のスタイルにあった必要なキッチンが見えてきます。
そんな例として、キッチンをリフォームしたN邸をご紹介します。
家は、築15年、キッチンを変えたいというご要望でした。
写真を撮り忘れてしまったのですが、天板が白い人工大理石のシステムキッチンに、背面収納はお持ちの家具を上手に利用されていました。
キッチン自体は古いものの、お手入れが行き届いていて特に目立った汚れもありませんでした。
ですが、使い勝手にご不満があり、思い切って造作することになったのです。
Nさまは、必要な機能やスペースなど、要望が明確でした。
例えば、レンジのようにまわるガスオーブン、傷を気にしなくてよいステンレス天板、フルオープンで扉はいっさいいらないなど。
出来上がりがこちら。
シンクの上についていた吊り戸棚も外して、天井面をLDと一体にしたので、キッチン全体が明るくなりました。
収まるものが整然としました。
シンク下は引き出しのぞいてフルオープン。
水栓前のカウンター壁を撤去したので、広い一枚天板のキッチンに生まれ変わりました。
また、注文住宅であれば最初にオーダーするのもアリですよね。
こちらは、うちの奥さまの意見を取り入れて作った、つくばモデルハウスのキッチン。
「とにかくゴミの分別が多くて、外に溢れちゃうの。プラごみでしょ、ペットボトルでしょ、燃えるゴミでしょ、パパの空き缶とか燃えないゴミでしょ。」
「ふむ、ふむ。確かに……。」
なので、シンクの下、背面収納の下、たっぷり空けました。
末尾に案内を載せておりますので、ぜひ現物でのご確認を。
キッチンをオーダーメードする方が増えてきています。
気になるのはご予算ですよね。
新築時であれば、50万円から100万円の追加予算になります。
チムニー
イギリスの家といえば、チムニー、煙突です。
リビングに置かれた、マントルピースと言われる暖炉とセットアップです。
とはいえ、条例により、いまや煙を出すのは違法だそうです。
そう、だから全てフェイクというかイミテーションというか……。飾りと化しています。
でも、こんなに可愛いです。
素敵ですよね。
室内をリフォームしたとしても、リビングにマントルピースをかたどる人が多いそう。
つまり、家のステイタスなんですね。
この写真は僕が泊まった、コッツウォルズのR&Bです。
マントルピースも、幾度となく、表現させていただきました。
テレビスペースだったり、ストーブスペースだったり。
和室からのリフォームでした。
マントルピースを中心にシンメトリーに書棚を配置しました。
こちらは、まさに暖炉風に。
新築工事でしたが、薪ストーブのスペースにしました。
イエローチェアハウスは、チムニーはよく表現させていただいています。
ダブルチムニーにシングル、などなど。
昨年、竣工のSさま邸。
両サイドにチムニーを設ける王道スタイル、ダブルチムニーです。
2022年の外壁素材変更にともない、チムニーは、このようなスタイルに進化させました。
どうですか?可愛いでしょ??
人はまず外観で、家をほめるものです。
チムニーは愛らしさに一役買ってくれます。
おすすめアイテムです。
いかがだったでしょうか。
そもそも、僕たちの目指す家は “日本の木で作る古くて豊かなイギリスの家” 。
イギリスの暮らし大好き工務店です。
イギリスの本場の雰囲気もお伝えしながら、特徴的なお話をさせていただきました。
少しでも参考になれば幸いです。
次回は、ガーデニング編です。
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著者情報

- イエローチェア・ハウス代表
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