イギリス風住宅を日本の工法でつくる高性能な家

イギリス風の住宅で住みたいと考えると、輸入住宅しか方法がないと思っていませんか。輸入住宅ならではのデザインのよさもあれば、規格が合わないなどの難点もあります。

そんな中、お伝えしたいのは、注文住宅でイギリス風のデザインで設計してもらう方法があるということです。

家を建てるとなると、大手メーカーや地元工務店から建築業者を探す手法がありますが、デザインから工務店などを探す方法もあります。

さて、今回は、イギリス風の住宅のよさ、そして、どんな工法で作ればよいのかを中心にお伝えします。

イギリス風の住宅とは

レンガや石造り、ロンドンにあるビッグベンやウェストミンスター宮殿のようなアンティークな雰囲気を持つ建物のイメージが強いと思います。

実際、イギリスの住宅は、平均築80年から100年の家ばかりです。古きよきを愛し、自然をも愛するイギリスの文化がそうさせています。

法律でも、景観を損なうような家の外観のリフォームは禁じられています。

イギリス国内でも様々な雰囲気をもつ住宅がある

イギリスという一つのくくりで住宅の雰囲気をまとめてしまうのはもったいないです。時代の流れとともに、建築様式が変化してきましたし、地域によっても好まれる家は異なります。

共通しているのは、”自然を大切にし、景観を壊さないこと”です。時代を超えてもなお変わらない、いえ、変わったとしてもその変化すら大切していくスタイルが住宅の築年数の長さを物語っています。

イギリス国内の4つの異なる雰囲気をベースに、日本のデザインと融合した家を紹介します。

田舎に佇む白い壁の家

イギリスの湖水地方にあるほホークスヘッド村をイメージして作られた家です。真ん中にあるクラシックカーが似合うクラシカルな雰囲気があります。

玄関の上にある屋根、切妻屋根もイギリス住宅の特徴の一つです。

ホークスヘッド村は、ピーターラビットが生まれた村として有名で、白壁の家が多く立ち並んでいます。少し離れれば、緑あふれる草原が広がり、羊が飼われている場所もあります。

 

ハチミツ色の壁の家もあり

上記でご紹介した白い壁の家、赤みがかったレンガや石造りのような家が多いですが、ハチミツ色(少しくすんだイエロー)の家が立ち並ぶ場所もあります。

キャッスルクームという村で、イギリス国内でもっとも美しい村として選ばれたことのあるウィルトシャー州にある村の一つです。大きな自然公園があったり、ストーンヘンジといった観光名所があります。中世の田舎町の雰囲気そのままにおとぎ話の世界が広がる街並みで、柔らかい土の色が似合います。

夕日が似合う家

あえて柱や梁を見せるようなスタイルの家も、イギリスの家の特徴の一つです。白壁をベースにしていることが多いのですが、赤みがかった色の建物や夕日に照らし出された色も見事に馴染んでしまう街並みの場所もあります。

シェークスピアが生まれた場所として有名なストラトフォード・アポン・エイヴォンという町で、キャッスルクームとは違い昔話の世界のインスピレーションを感じます。

高級住宅地のようなおしゃれさがある家

B.I.I.D,内装,ウィリアムモリス

内装にもイギリスらしさが見受けられるので、ご紹介します。

ロンドン北部にある高級住宅地のハムステッドは、赤レンガの家の路地があったり、少し中心部にはおしゃれな白い壁のカフェなどが立ち並ぶ、古い時代を感じる場所もあれば、少し明るい都会感(おしゃれな明るさ)も見受けられる町です。

独特なのは、写真でご紹介している内装です。どことなくアンティークな感じもあるのに、明るさや可愛らしさが加わった壁と、濃い木の質感の融合は、まさに、ハムステッドの町そのものをイメージできるのではないでしょうか。

 

木造軸組工法(在来工法)

これまで、イギリス風住宅について紹介してきましたが、家づくりにおいて重要な”工法”に焦点をあててご紹介します。イギリスでは、ゴシック建築様式など時代にちなんだ建築様式で紹介されることが多いのですが、日本でマイホームとして建てる以上、日本の工法を参考にすべきでしょう。

日本で築100年以上経つ建物とは、奈良の正倉院で、在来工法という方法で建築されました。つまり、イギリスのように、永く暮らせる家を考えると、「在来工法」がベストかと思います。

木造軸組という名からイメージしやすいと思いますが、柱や梁といった軸(線)が基本構造となります。

イギリス風住宅にするためには、自然との融合、自然素材を使用することもポイントです。木をメインに、漆喰やタイルレンガで雰囲気を作っていくのです。

 

性能の高さも忘れずに

永く快適に暮らしていくためには、地震の多い日本では、耐震の強さは不可欠ですし、断熱・気密性の高い家にすることで、エアコンなどの熱の伝導効率をあげて省エネにすることもできます。

そして、本物の木・自然素材と使うことで、環境にも優しいですし、木や自然素材が持つ本来の力(調節機能)を活かし、心地よい空間を作ってくれます。

こだわるところは、最後までこだわりましょう。希望を叶えられる建築業者に出会うことは難しいかもしれませんが、諦めずに続けてください。納得のいくマイホームをつくりましょう。

 

イギリス風住宅を建てるならイエローチェア・ハウスにご相談ください

イエローチェア・ハウスは、イギリス郊外や海外の田舎で豊かに暮らす人々のように、素朴で愛らしく、家族と永く楽しく暮らしたいと考える、そんな家づくりをお手伝いするために、海外の優れた建築思想と日本建築の良さを融合した注文住宅を中心に茨城県内で行っています。

新築でありながら嫌な匂いがしない化学物質を極力使わない家づくりも大切にしています。

まるで何十年も経ったかのような風合いのある自然素材や日本の木をふんだんに使い、性能や機能性も重視した快適で、住む人にも環境にも優しい家づくりに取り組んでいます。目指す家づくり、自然素材のよさを活かすのは、職人さんの高い技術が必要です。私たちのデザインを最大限に活かしてくれる職人さんの技術は、何事にもかえがたく、私たちの誇りでもあります。

「家をつくろう」と思い立ったとき、間取りや収納を工夫したり、デザインをイメージしたり、予算のことを考えたり、いろいろ悩むことでしょう。ですが、自分たちは「どんな暮らし方をしたいのか?」をポイントにおいて、考えていく必要があります。

”家”は家族と暮らす憩いの場所です。そのためには、家族が健康で気持ち良く住めること、永年愛着を持って暮らしを楽しめることが大切かと思いますし、私たち、イエローチェア・ハウスの家づくりへのこだわりです。

 

自分たちの理想の「家づくりを考えたい」と思ったら、まずイエローチェア・ハウスのおうちづくり無料ガイダンスに参加してみてください。ご参加いただいた方にはあなたの理想の家を「無料」でデザインしますので、ぜひお気軽にご相談ください。デザインは他社で使ってもらってもかまいません。まずは、家づくりの楽しさを体験していただきたいのです!

 

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<過去の施工事例>

著者情報

吉成 悠
吉成 悠
家をつくるということ。
それは単に道具としての“HOUSE”を組み立てる作業ではありません。
家族が笑顔で快適に過ごせる“HOME”をつくるお手伝いをしています。

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