インナーバルコニーの人気|コンサバトリーと比較しよう
第2のリビングとしてサンルームやテラスなどの人気が高かったのですが、在宅時間の増加によって、家・リビングにもっと広さがほしいと考えている方が増えています。
今回は、インナーバルコニーとは何か、コンサバトリーとは何かに触れながら、それぞれのメリット・デメリット、つくるならどちらがおすすめかをお伝えします。
Contents
インナーバルコニーとは
2階以上の階に、奥行き90cm以上の広さを有し、家の一部が屋外になっている場所のことを指します。
屋外ではありますが、屋根付きです。
インナーバルコニーのメリット
●インナーバルコニーを設置した階が広くなる
●屋根があるため天候に左右されない
●開放感があり、カフェやおうちキャンプをしやすい
●人目を気にしなくて良い
広いバルコニーであれば、室内と繋がっているため、部屋の入り口から見ると、開放的で広さを感じられます。
洗濯場として活用できるか
屋根もついているため、洗濯物が雨の日でもできるとよく言われますが、実際には、雨の日は湿気が多いですし、きれいに乾くかといわれると、そうではありません。
ただし、一時的な雨であれば、取り込む手間も省けますし、洗濯物が乾く可能性が高いですから、有効活用ができます。
天気に左右されない活用方法
インナーバルコニーとして活用する方法は無限大です。一般的に多い使い方は以下の通りです。
外に出て満足に遊んだりできなくても、屋根があるため、思い思いに使えます。
◯お子様の遊び場
◯DIYやガーデニングなどの趣味のスペース
◯カフェやおうちキャンプ
室内ではできなくても、少し外の空間であれば、できることばかりで、余計な我慢をせずにすみます。
人目を気にしなくていい
インナーバルコニーは、2階以上の階に設置されるさめ、家の前を通る人や車から、何をしているかなど見えません。
もちろん大声で騒いだりすることは関心できませんが、人から見られない安心感によって、好きなことを自分の思う通りにできる自由を感じることができるかと思います。
インナーバルコニーのデメリット
■生活空間が1階の場合、行き来する手間がある
■つくり方によってはインナーバルコニーと接する部屋が暗くなる
■建設時のコスト高になりやすい
2階にリビングを設置している階であれば、インナーバルコニーとの行き来がしやすいため、デメリットにはなりません。
しかし、普段生活している場所が1階の場合、わざわざ2階以上に上がらなければなりません。何かをしたいと思った際に、道具をすべて持って上がったり、下がったりする手間がかかります。
もちろん、生活空間とあえて離れているから、”特別空間”として認識され、リッチな気分になることも考えられます。
コスト高においては、通常のバルコニーよりも屋根を広げたり、柱を増やしたりするため、材料費・工賃を考えると、コスト高にはなりやすいのは否めません。
コンサバトリーとは

コンサバトリー
1階部分に設置する、イギリス風のおしゃれサンルームとイメージされると分かりやすいです。
サンルームは、周りをガラス張りにして太陽の光を多く取り込むようにつくられますが、コンサバトリーは、外観は家と一体化しているように見えますし、なおかつ木やレンガなどを使うことも多いですから、中も外もおしゃれです。

コンサバトリーのある戸建て
コンサバトリーのメリット
●1階に設置され、庭とのつながりが強い
●床から壁にいたるまでおしゃれ
●個室化できる
●後付けも可能
多くの家は、生活空間は1階にあります。1階にコンサバトリーがあることで、行き来しやすく、リビングからや、庭からの出入りもしやすいです。
また、コンサバトリーそのものがおしゃれなため、家に取り付けると、センス良く見えますし、リフォームなどによって後付けができることも魅力です。
つくり方にもよりますが、コンサバトリーは一つの部屋としても使えることから、扉を閉めれば個室化できるでしょうし、ゆっくりカフェをしたいとき、書斎やリビングで仕事をしていることが多い場合は、ノートPCさえあれば、違った空間で仕事もでき、いい気分転換になることもあります。
コンサバトリーのデメリット
●コスト高になる
●暑さ対策が不可欠
コンサバトリーもあくまでオプションのような位置付けになるため、つけない場合に比べると当然コストがかかります。
また、コンサバトリーは太陽の光を集めるように、日当たりのよい場所につくられることが多いため、直射日光が当たれば、暑くなりますので、木漏れ日が入るように木を植えたり、使用するガラスを断熱性能が高いものしたりする対策は必要になります。
インナーバルコニーかコンサバトリーか選ぶなら
■庭とのつながり
■リビングとのつながり
■特別空間として使う
以上の3つの視点で考えてもらえるといいと思います。
庭との行き来をしやすくしたいと考えるなら、コンサバトリーですし、リビングとの行き来を考えるのであれば、リビングが1階か2階によって変わります。
”特別空間”としての考え方は2通りあります。
部屋として使う場合と、生活空間と離れた場所にあることで”特別さ”を出す場合です。
部屋として求めるのであれば、コンサバトリーの方が強くなります。生活空間と離れた場所であれば、リビングとの距離感にもよりますので、どちらがいいと判断することはできません。
インナーバルコニーでも、コンサバトリーでも、その場所で”何をしたいか”をまず考えてから検討されるといいでしょう。
固定資産はかかるのか
インナーバルコニー・コンサバトリーで、よく気になる点で挙げられているのは、固定資産税がかかるのかどうかです。
インナーバルコニーでもコンサバトリーでも、建物に接しますし、共に固定資産税の対象となる可能性が高いです。
固定資産税は、土地だけではなく、建物の面積に対応して課税されます。建物の一部としてみなされた場合、課税対象となります。
しかし、広さにもよりますが、◯万円、課税されることはほぼないと考えられます。
もし新築で建てるのであれば、建ぺい率ギリギリまで広くしようと検討されると思いますし、家の一部と最初から分かっているわけですから、固定資産税の課税に対して、敏感になる必要はないかと思います。
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著者情報

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家をつくるということ。
それは単に道具としての“HOUSE”を組み立てる作業ではありません。
家族が笑顔で快適に過ごせる“HOME”をつくるお手伝いをしています。
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