ガーデンルームのおしゃれな暮らし実例|本場のコンサバトリーから学ぶデザイン
新築するならぜひ確保したい憧れのプライベートガーデン。
あなたなら、こだわりの外構や日々生長する庭の草花を眺める幸せな時間をどこで過ごしたいですか?
テラスやバルコニーといった庭の中にあるスペースよりも比較的室内に近い空間、イングリッシュガーデンでも有名な温室みたいでおしゃれなガーデンルーム・コンサバトリーなんていかがでしょうか。
今回は、庭の中にいるような感覚を楽しみながら、季節を問わず室内で快適に過ごせるガーデンルーム・コンサバトリーの本場での過ごし方や真似してみたいデザイン実例などをご紹介します。
ぜひ、映画で観るような一味違う暮らしづくりの参考にしてみてくださいね。
- ガーデンルーム・コンサバトリーの活用方法を知ることができます。
- 真似したくなるおしゃれで心地いいガーデンルーム・コンサバトリーの内外観実例が見られます。
- 本場のコンサバトリーから学ぶ、快適な暮らしデザインのコツを解説します。
施工事例
Contents
1.ガーデンルーム・コンサバトリーとは?
日本でも中庭や屋上、インナーバルコニーといったプライバシーを保ちつつも外の空気や景色が楽しめる屋外空間のある家は人気です。
ガーデンルーム・コンサバトリーは、18世紀頃のイギリスで貴族が植物や果物を保管する場所として、日常的に役立てていたスペースで、その後室内の延長として次第に活用の幅も広がってきました。
このガーデンルーム・コンサバトリーの大きなポイントは、一歩も外に出ず、庭や外の景色を近い距離で眺められる毎日が手に入ることです。
①おしゃれで特別なセカンドリビング
イギリスの伝統的なガーデンルーム・コンサバトリーには、正面が多角形の「ジョージアン」や気品あふれる多角構造の「ヴィクトリアン」、貫禄ある四角形の「エドワーディアン」、片流れ屋根と四角形の「リーントゥモデル」といった代表的なスタイルが有名です。
太陽の光を取り込むことを目的としたサンルームよりも部屋としてのデザイン要素が強く、インテリアにもこだわって設計することでより活用度の高い空間になります。
②本場のコンサバトリーはデザインも豊富
屋根や壁面がガラス張りになった明るく、透き通るような特別空間。まるで外で過ごしているかのような優雅な時間を味わえる本場のコンサバトリーでは、ダイニングテーブルやソファを置いて食事やお茶を楽しむのが日常的です。
そのため、テラスやバルコニーに似合うアウトドア家具はもちろん、より室内としての使い勝手を重視したファブリックやインテリアデザインもおすすめです。
【関連記事】
■コンサバトリーをつくろう|サンルームとの違いと実例紹介
2.真似したいガーデンルーム・コンサバトリー【実例集】
まずは、真似したくなるようなスタイリッシュでかわいらしいガーデンルーム・コンサバトリーの新築実例を見ていただきましょう。
①絶景を楽しむ平屋のコンサバトリー

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田園にたたずむ優雅で安定感のある平屋の新築。
赤い窓枠が夕焼けに映える印象的なガーデンルーム・コンサバトリーです。
リビング続きのコンサバトリーからは、広々とした田園風景が楽しめます。

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この事例を見る:星降る田園にたたずむ平屋(ひたちなか市H様邸)
②約30坪のコンパクトで便利なカフェ風ハウス
ハチミツ色の外壁と白いコンサバトリーのコントラストがおしゃれな新築実例。
コンパクトな30坪の住まいに似合うかわいらしいカフェ風ガーデンルーム・コンサバトリーです。
北ヨーロッパのデザインが施された内装とリビング続きのガーデンルームが、優雅な時間をより本格的に楽しませてくれます。
③庭とつながる隠れ家サンルーム
太陽の光とぬくもりを届けてくれるガーデンルームは、使い勝手もさまざまです。
食事やお茶をしたり、洗濯物を干したりと好きな時に好きなように使える便利なデザイン空間です。
ダイニングテーブルやソファが置けるほどの広さがあれば、セカンドリビングとしてホームパーティーや家族団らんの時間に活用するのもいいでしょう。
そのまま庭に出て、外の空気や風にあたる心地よさは格別です。
この事例を見る:車窓に見えるカントリーコテージ(東海村 O様邸)
④内外観もおしゃれなブルーのコンサバトリー
湖水地方の小さな村を思わせるかわいらしい建築に映えるブルーのガーデンルーム・コンサバトリーは、内装にもこだわりが光ります。
梁がむき出しになったガーデンルームの屋根は、外観と同じブルーに統一しました。
レトロな雰囲気のストーブが似合うおしゃれな小部屋風ガーデンルームです。
この事例を見る:My New England-style house(日立市Sさま邸)
⑤きらびやかで暖かい心地いいサンルーム
小窓が連なった印象的な外観のガーデンルーム・コンサバトリーは、ウッドデッキとの行き来を快適にした設計です。
暖かなカントリー調の内装と合わせた、ナチュラルで明るい多目的コンサバトリーに仕上げました。
この事例を見る:虹の家-A Rainbow House-(つくば市M様邸)【ホークスヘッド】
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■インナーバルコニーの人気|コンサバトリーと比較しよう
3.本場のコンサバトリーから学ぶ豊かな暮らし
ガーデンルーム・コンサバトリーは、サンルームのように比較的簡単に増築のできる空間ですが、住まいや暮らしの一部としてトータルコーディネートすることをおすすめします。
外観全体のスタイルはもちろん、屋内としての使い勝手やキッチンをはじめ屋内とのつながりも重要な設計ポイントです。
本場のコンサバトリーでの暮らしぶりをのぞいてみましょう。
①建築スタイルがかっこいい
多角構造のガラスで覆われた建築デザインやサンルームよりも庭に大きく入り込んだ広さで、より優雅で高級感のある仕上がりが魅力のガーデンルーム・コンサバトリー。
一室ほどの広さで、外観にもおしゃれなアクセントをつけるデザインが2階建て住宅に限らず、日本の平屋住宅にもマッチします。
②冬でも暖かい環境設計
イギリスの伝統的な建築方法にならって、日当たりのよい場所に温室として設計することで、広くても冬の寒さが気にならない空間に仕上げることができます。
地域によっては、暖房器具が必要になる場合もありますが、インテリアとして導入するのもおしゃれです。
③贅沢な眺望と居心地
庭とつながると言うより、庭の中に溶け込むような感覚が心地いいガーデンルームならではの景色の楽しみ方、過ごし方を追求するのもおすすめです。
ガーデニングやBBQを楽しむアウトドア仕様にするもよし、ワンランク上の日常を彩るダイニング家具やソファ、ラグでセカンドリビング仕様にするもよしです。
また、山や海があり自然豊かな茨城県の土地は、景色を取り込むガーデンルーム・コンサバトリー建築がふさわしい地域だと言えるのではないでしょうか。
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■茨城県ならコンサバトリーがおすすめ|別空間をつくる
4.自由で豊かなガーデンルームに仕上げるコツ
最後に、おしゃれなガーデンルーム・コンサバトリーで自由で豊かな暮らしを実現するコツをご紹介しましょう。
①理想の広さを考える
屋内LDKの延長スペースとして設計する他、植物や果物を保存する温室のようなガーデニングスペース、食事やお茶、パーティーを楽しむリビング・ダイニング空間、実用的なサンルームのように洗濯家事に便利なスペースなど、理想の使い勝手を決めてから広さやインテリアを検討するとよいでしょう。
②ガーデンルーム・コンサバトリーの建築費用
コンサバトリーをつくる上で必要な費用の相場も気になるところです。
先に紹介したコンサバトリーの広さやデザイン、後で紹介する屋根や壁面を構成するガラスやフレームの性能、オプションなどによって費用は大きく異なります。
しかし、一般的な屋内部屋を1つ設けることと比較すれば、より安価な約150~300万円の費用相場で建築可能な場合があります。
③目的に合った性能を選ぶ
庭や外の景色をより近くで楽しめる開放的なガーデンルームだからこそ、外気の影響を受けやすいという問題があります。
結露やカビの原因となる湿気や温度差対策として、断熱性の高いペアガラスや樹脂タイプのガラスフレームを選ぶことで効果が期待できます。
日本の気候、風土に合ったガーデンルーム・コンサバトリーを実現させるために、建築知識・実績のある住宅施工会社に依頼することをおすすめします。
【関連記事】
■おしゃれコンサバトリーの施工事例紹介|外となかをつなぐ空間
5.まとめ:おしゃれで快適なガーデンルームがある憧れの暮らし
本場イギリスの設計やコーディネートから学ぶ、おしゃれで快適なガーデンルーム・コンサバトリー。
比較的安価に施工できる上、自由で豊かな暮らしと立体感のあるおしゃれな外観が手に入ります。
建築構造によっては、固定資産税の課税が義務づけられる場合もあるので、デザインも暮らしもコストも満足なガーデンルーム・コンサバトリーをつくるなら、構造や性質をよく知る施工経験・実績豊富な住宅会社に依頼しましょう。
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家をつくるということ。
それは単に道具としての“HOUSE”を組み立てる作業ではありません。
家族が笑顔で快適に過ごせる“HOME”をつくるお手伝いをしています。
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