コロナ禍の注文住宅に必要な間取りとは?|在宅ワークの考察と新築アイデア
こんにちは、代表の阿部よしあきです。
僕はほとんどテレビもニュースも見ないので、常に遅れているんですが、
巷では、また新しいコロナ株が出てきてるんですね?
オミクロン株の進化版!?「BA.2」ですが、5月頃になるとほぼほぼ、これに置き換わるそうで。
感染力は強いものの、重症化率は低い、というのが今のところの評価のようですが。。
ここまでくると、色々な意味で受け入れざるを得ませんね……。
さて本題です。
今回の話題は、“これからの間取り” で検討すべきこと。
コロナで変わった働き方
今更かもしれませんがコロナの影響で、在宅ワークをする方は増えてますよね。
かくいう、うちイエローチェアハウスも、在宅ワークを採用してもう2年を超えてます。
事務系のスタッフは、完全に在宅ワークに移行しています。
企画系スタッフも、週の半分は在宅ワーク。
現場系スタッフも、直行直帰を当たり前にしています。
事務所は空っぽの状態もままあります。
心配は、「電話番はどうするの!?」の1点でした。
ところが今や電話受けもアウトソーシングできる世の中で、顔も知らない美しい声の女性が僕たちダミ声のスタッフに変わって対応と引き継ぎをしてくれます。
電話はともかく、在宅ワークを可能にしたのは、クラウドサービスを利用することが浸透したからに他ならないと思います。
会社のデータをクラウドに預けることによって、ノートパソコンさえあれば、どこでも仕事できるよって、仕組みです。
データだけの参照でしたら、なんだったらスマホだけでもいけますし。
統計を見ると、まずは通信に関するデータの取得から在宅ワークの実態を追っていくものなんですね。
企業のクラウド化は年々進んでいます。

総務省報道資料
企業自体のアンケートをとってもこの通り。

総務省報道資料
産業別に見ると、運輸、サービスは在宅ワーク率が低く、逆に情報通信は高い。
うなづけますよね。
それ以外の業種は、僕たち建設業含め思ったほど分けへだてない。

総務省報道資料
客観的に見ても今後、在宅ワークは増えることはあっても、減ることはないのだと思います。
多分、コロナによって働き方が変わってしまった。
「えっ、やれば家でできるじゃん。」
って、企業も個人も気づきましたからね。
僕もブログは、家で書いてます。お客さまに関わる業務は事務所でやりますが、それ以外のパソコン仕事はほぼ書斎か、和室でやってます。
朝、やりたいパソコン業務が終わったら、事務所によらずにまず現場に行く、という流れができています。
この流れは、コロナが収束したとしても、続くと思います。
効率がいいですしね。
自分の時間も増えます。
これからの家づくりにワークスペースは必須科目です。
在宅ワークを間取りに入れる
ワークスペースの取り入れ方は、ライフルホームズさんの記事にも結論を見つけました。
要約すると、、
在宅ワークをする場所は、意外にLD多し。
とはいえ、お互いに気を使わないようにLD脇に書斎作るといいのでは?
という内容です。
調査報告「在宅ワーク・夫と妻のニーズ」。ワークライフバランスの変化と同居家族の意識について
これには大賛成です。
なんだったらパントリーと併用だっていいと思うんですよね。
LDで普段やるにしても、家族に気を使わせない、自分も集中しやすいもう一つの場所を設けることが重要です。
場所は、LDK付近から考えるのが良い。
LDK近くのワークスペース実例
つくば市並木町のモデルハウスは、カントリーモデルとインダストリアルモデルが2棟併設しております。
モデルハウスでは、先のアイデアであるLDKそばのワークスペースを作りつけています。
モデルハウスご案内はこちら↓
まずは、カントリーモデルハウスの例。
キッチンの奥にワークスペースがあります。
最初に計画したのは、2年も前なのでその頃は1年も経てばコロナは収束して、元の生活に戻るよねって思っていた時期です。
ですので、プランの際にパントリーにするか、書斎にするか少々迷いました……。
両方をとると、大きくしなくてはなりませんからね。
そこで、思いきって兼用、というか、どちらにもとれるように作りました。
棚とカウンターデスクを設けました。
後ろの棚は、半分をパントリーにしてもよし。
もう少し密閉度をあげたければ、ついたてを置くのもいいし、天井にレールをまわして、カーテンを吊るのもいいと思います。
スペースは、1畳半になります。
次は先週仕上がったばかりのインダストリアルモデルハウスです。
LDの奥に見える黒い引き戸が寝室の入り口です。
引き戸を開けた、戸とウォークインクローゼットの間のちょっとした空間に、デスクカウンターを設けました。
スペースは半畳ほど。
この白かべ部分に本棚を取り付けるとさらに使いかってが良くなりますね。
場所はキッチン脇ともいえます。
キッチンに立つことの多い奥さま、近頃はご主人もそうかもしれませんが、PCを開いたままキッチンに立てます。
企業の中には、在宅ワークとはいえ、勤務中をアピールしなければならないところもあるそうですし。
間取りを考える時のヒント
結論の前に、、
恥ずかしながら我が家を紹介します。
2階寝室の奥に書斎があるのですが、どうでしょうか……。
感覚としてはまったくの個室です。
日中であれば、誰も寄り付きません。
ですので、朝昼型の人にはいいと思います。
夜型の人にはオススメしません。
なぜなら、僕の場合ですが、お酒を片手にパソコンに向かうので、ほろ酔い加減。
いつも何もできずに、ほどなく30分もすればベットに入ってしまいます。
だから僕の場合は超朝型です。
夜明け前の奥さまの軽いいびきをミュージックがわりに仕事をしています。
いずれにしても、あってよかった。
20年も前に注文住宅で作ったわけですが、正直言いまして、子育ての期間はほぼ物置と化していました。
それが今では、第2、いやメインのオフィスとして大活躍しています。
ご自分のライススタイルに合わせて場所の選定をすることがキーです。
本棚はあったに越したことはありませんが、やはりクラウドによって書類が減っているので必須ではないと思います。
そこはお仕事の内容によりますよね。
軽く仕切れるようにすると、集中もしやすくなります。
かといって、家事もどうせならこなしたいと思うのが、人情。
勤務中のアピールがしやすい工夫も必要です。
あなたならどこにどのように設けますか?
ぜひ、考えて見てくださいね。
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著者情報

- イエローチェア・ハウス代表
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