契約後はすぐに着工!時間のかかる理由とは??

茨城は直撃を避けたおかげで、たいした影響はありませんでしたね、台風。

ニュースを見ておりませんが、他の地域はどうなんでしょうか…どうか何事もありませんように。

イエローチェアハウス的には、いいニュースが相次いでいます!

 

こんにちは。

 

午前中は、ありがたいことにご契約でした!

Wさま、どうぞよろしくお願いします。

 

先日もMさまとご契約したばかり。

Mさま、どうぞよろしくお願いします。

 

個性ゆたかな平屋に、音楽室のある家。

楽しみです!

 

 

ここまでくれば、すぐさま着工したいもの。

かわいいお子さまがいれば、早く健やかな暮らしを提供したい!と僕たちも思っています。

 

ところが、なかなかそうはいきません…

 

というわけで、今日の話題はこちら。

 

家の許認可

イエローチェアハウス では5棟もの着工をお待ちいただいているご家族がおります。

長い方では半年もお待ちいただいている状況がおきてしまっています…

 

その理由は、許認可です。許認可に時間のかかる案件が増えてるのです。

住宅を建てる場合、土地(敷地)に係わる規制と、建物自体に係わる規制と2 通りクリアしなければなりません。

 

必ずと言っていいほど必要になるのは、建物の「建築確認申請」。

役所もしくは認定されている第3者機関にて、建築確認が取れなければ着工することができませんので、家を建てるとき、まず最初にやらなければいけない手続きとなります。

建築確認申請は、施主に代わり僕のような建築士が図面などを添付した書類を提出して、問題なければ2週間ほどで確認がおりてきます。

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建築確認申請で確認すること

建築確認申請は、都市計画法、建築基準法、消防法、宅地造成規制法などの法律に反していないかなどを確認。戸建住宅は、用途地域や建ぺい率などを定める都市計画法や、建築物そのものを規制する建築基準法などが主に対象。

<確認事項の一部>
・用途地域
・建ぺい率
・延床面積
・道路に面しているか
・建物の大きさ
・採光率など住環境への適合
・危険個所の対策
・建物の耐久性・構造

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仮に危険個所の対策などで、崖地条例などにかかってしまった場合は、たいへんなこともありますが、それはレアケース。確認申請は、事前に準備が整っていれば、すんなりいくことが多いものです。

 

一般的に問題になることが多いのは、土地の方です。「事前に準備が整っていれば」の深層心理は、土地の制限は解除して、許可証をそろえておかないと、確認申請はおりないという意味なんです!

土地に関する結論的かつ簡単なルールは、、

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都市計画地域は法に合致してる限り建てて良い。
市街化調整地域は建ててはいけない。

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ということになります。

内容は複雑で解説をさけますが、おおむね土地に係わる規制は許可の必要なものが多く、多岐にわたります。法律的なことですから、調べてみないとわからないことが圧倒的。思ったよりもたいへんな事態に、遭遇します。

ややこしいのは不動産屋さんでも、きちんと把握していないケースが往々にしてあります。

「ここはだいじょうぶ(許可かんたん)ですよー」

あんがい、そうじゃない。だいじょうぶじゃない。やっぱり調べてみないと。

 

ところがそのように一見、建てられないような土地でも、絶対とは言えませんが、家が建ちます。根気強く、合法的に許可をとる道を探ることが、重要となってくるわけです。

 

えてして、安直に「なんとかなるだろう。」と思ってスタートします。

当事者である僕たちもそう。

でも、、

最初のうちは、「ちょっとお時間くださいねー」から

状況を把握するにつれ「あわわ…すいません、もっとかかります…」から

複雑なことが確定し「申し訳ありません!頑張りますんで…!!」になることも、ときにはあるというわけです。

ときには当家のご理解と、協力がないと先に進めないこともでてきます。

ですので、どうぞ、なにとぞよろしくお願いいたします。

 

ここに建てたい!となれば、そこに建てたいものですものね。

そもそも、隣に家が建っていれば「どうして?」となるのが人情。

僕たちからしても、「ここはどうやって許可とったんだろう?」という家も見かけます。

きっとその時の建築士が根気よく役場とかけあい、許可の道を探ったことが想像できます。

(正直、違法建築もちょくちょくありますが…)

 

「最近難しい案件が、増えているよ。」と、建築士仲間がぼやいています。

最近の傾向として、宅地造成されている建築確認をとりやすい土地は、ローコストビルダーさんに建築条件付きというかたちでヒモづけられていることが当たり前になっています。

開発業者さん(不動産屋さん)からすれば、少々値引きしたとしても、造成した土地を即座にまるまる買い上げてくれたら、こんなにいい話はありません。売れ残る心配もなければ、資金もすぐに回収できますので、銀行金利におびえることもなく、もうけだけが残るわけです。

 

(フリーの宅地がみつからない=許認可の難しい土地をみつける)の隠れた構図ですね。

 

とはいえ、そこも腕の見せどころ。

不動産関係にしても、許認可関係にしても、優秀な仲間もおりますので、しっかりお世話します!

 

すいません、今回は言い訳がましい投稿でしたか??

参考になれば幸いですw

 

かわいい女の子、Hちゃん。

また来てね!(少々おじさんたちが怖いバイバイw)

おじさんたち、すてきな家つくるからねー

 

今日もよい1日を

 

 

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著者情報

阿部よしあき
阿部よしあきイエローチェア・ハウス代表
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