中止となった感謝祭|台風後の涸沼自然公園
みなさんこんにちは。
この度は予定しておりました感謝祭が中止となってしまいまして、申し訳ございませんでした。
イベントのシーズンということもあり、お時間をわざわざ割いて頂いてイベントを楽しみにしていただいた方も多かったのではないかとお察し致します。
また今回の感謝祭ですが、お仕事のタイミングでご参加いただけないお客様も多かったので、春の開催は是非ご参加いただければ幸いでございます。
今回は、タイトルの通りですが、中止となってしまった涸沼自然公園の様子を見に行ってきました!
我々も台風19号の後、気になっていたのです。案の定大丈夫かな?と担当が問い合わせたところ、「YCHさんに今から電話をしようと思っていたのですが、公園が浸水してしまいまして衛生上の問題もありますので、今回は中止でおねがいします・・・・・・」と。
ちょ!早く教えて下さい!
恐らく、お上の判断もあり伝達が遅くなってしまったのでしょうね。私たちはその日のうちに急いで手分けして、参加予定の皆様へ延期のご連絡をさせて頂きました。
そんな経緯だったこともあり、現在涸沼自然公園はどうなってしまっているのか!?大変気になりまして、様子を見に行ってきましたので写真付きで現状をご覧ください。
涸沼自然公園は、YCHの事務所から車でだいたい20~30分ぐらいの距離にあります。
聞いていた話では、涸沼川が大幅に増水して、公園内に浸水してしまったという事でしたので、途中で涸沼川の様子もみてみました。
涸沼川、地図上で見るとそんなに大きくはないですが、過去の浸水のせいか河川敷がものすごく大きく感じました。秋ということもありますが、河川敷内の雑草が軒並み枯れているのこれは水害によるのかもしれないですね。ここまで水が上がってきたと考えると、怖いです。
涸沼川沿いの道を進んでいくと、作業中の方が多く見受けられました。恐らくこのあたりも浸水してしまったのでしょう。現地の方の苦労が伺えます。そんなことを思いながら進んでいくとあっという間に涸沼にたどり着きました。途中にお社が見えましたので車で下りて涸沼を見てみようと思いました。
凄く静かでいい場所ですね。道は鳥居から見て北側に位置しておりますので、必然的に後ろ側から鳥居を見ることになります。(※鳥居は基本南向きです)
鳥居を見ると日付が刻印されておりました。なんと私よりぜんぜん年上です。手を合わせお辞儀をして周りを見渡してみると、静かな小波と巨樹が目に入りました。
このあたりは良く水が上がるらしく、19号の浸水の様子は特に見つけることは出来ませんでした。
https://goo.gl/maps/TkFtVQYteYUwzQX67
ちなみに場所はこのあたりでした↑
あまりにも静かでいい場所ですので思わず5分ほど仕事を忘れて「ボーッ」としてまいました(笑)
その後程なくして、ようやく涸沼の自然公園へたどり着きました。
駐車場は砂利がぬれておりました。昨日雨が降ったのかな?なんて思いましたが、こちらももしかすると浸水の爪あとかもしれませんね。
車を降りたら真っ先にイベント予定地だった場所へ向かってみました。今回のイベント予定地ですが、10月に茨城町で主催している「ひぬまdeマルシェ」とほぼ同じ場所です。YCHでも第一回目のときに招待されて、「小さなお家作りブース」で皆様にご案内させていただきましたね。
歩き出すとすぐに気付きました、だいぶ足元がぬかるんでいます。湿地みたいな感じになってまして、歩くたびに「ズチャ、ズチャ」と、音をたてています。まさか、ここまで水が上がってきたのかな?当時は一体どんな状況だったのでしょうか。
さらに桟橋の方へ歩みを進めてみます。途中どんぐりがたくさん実っておりました。
帽子つきで、絵に描いたようなきれいなどんぐり。
涸沼自然公園を横断するように流れる川、こちら「若宮川」と言うらしいです。涸沼から分かれるかたちで流れているようですね。覗いてみると流れる水は一見澄んでいて綺麗でした。増水の影響でにごっているかな、と思いましたがそういった様子は見られませんでした。
公園の入り口側の受付まであるって行くと、公園の従業員のお姉さんを見かけましたので、ご挨拶させてもらいました。
「こんにちは、公園ですが、台風の影響はいかがでしたか?今は静かで綺麗ですね」
「こんにちは、そうなんです、公園にも水が溢れてしまい3日は引かないのではないかと思ってましたが、1日で引きました」
「実は、今日(10/20)イベントを予定しましたYCHの者なんですが」
「あ、そうだったんですね!この度は申し訳ありませんでした」
「いえいえ、こちらこそ、台風の影響はどうでしたか?今は水の痕跡も無く穏やかですね」
「実はあそこの欅の木の根元が完全に水没するぐらい浸水してしまったのです」
(スマホの写真をみせてもらいました)
↑見せていただいた画像は頂けませんでしたが、同じ場所を写しました、そのケヤキの写真です。このケヤキは入り口から真正面にある木です。
「ええ~、それは酷かったですね。でもすぐに水がはけて良かったですね、この後は公園はどんな復旧作業を予定されてるんですか?」
(内心では開催できたのでは・・・?と思ったりしてしまっていました)
「細かいゴミを片付けて、園内を消毒しないといけないのです。実は増水した水には汚水も混じっていると言うことで衛生的に問題があるんです」
やっぱり消毒があるので開催は無理でしたね。
都内でも武蔵小杉が大変ですが、やはり一度はしっかり消毒をするんですね。
と、職員のお姉さんに色々雑談に付き合っていただきながら、帰路につきました。
帰り道、園内の桜が季節を間違えて何輪か咲いておりました、かわいらしいですね。
先ほど見せて頂いた写真の中に、会場の写真もありました。やはりこの位置はほとんど浸水しておりました。
原因は公園の真ん中を横断している「若宮川」から、ということらしいです。
普段は綺麗で穏やかですが、自然の厳しさはこういったときに痛感しますね。
と言う感じで、涸沼自然公園の現状を見てまいりました。スタッフ一同だいぶ意気込んでいたのでとても残念でなりませんが、次に活かしてがんばります!
また来年、さらにパワーアップして春に感謝祭を行いますので、皆さん楽しみにお待ち下さい。
著者情報

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家をつくるということ。
それは単に道具としての“HOUSE”を組み立てる作業ではありません。
家族が笑顔で快適に過ごせる“HOME”をつくるお手伝いをしています。
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