新築リビングダイニングのレイアウト実例|おしゃれで自由な間取りをつくるコツ
ご家族が集まり日々の疲れを癒す、住まいの中心的な間取りリビングダイニング。
お好みのインテリアや家具に囲まれた居心地のいい空間をつくるには、まずリビングダイニングの広さやバランスを決めるレイアウトづくりが大切です。
限られた間取りの中で、理想通りの広さや動線を確保するには、どのようなポイントを押さえておけばよいのでしょうか?
今回は、意外と配分が難しいリビングダイニングについて、レイアウトやコーディネートの実例をご覧いただきながら、間取り設計や空間演出のコツをご紹介していきます。
ぜひ、おしゃれで快適な暮らしづくりの参考にしてみてくださいね。
- 快適なリビング×ダイニングのレイアウトを検討する上で必要なポイントを知ることができます。
- おしゃれで心地いい新築コーディネートの実例が見られます。
- リビングダイニングの広さ別におすすめの空間演出のコツをご紹介します。
施工事例
Contents
1.リビングダイニングのレイアウトは全体像が大切
寝室や子ども部屋、書斎といった個室空間と違って、壁や仕切りがほとんどない大空間が魅力のリビングダイニングは、ご家族がより長く一緒に居られる場所でもあるため、ご家族みんなが満足できる居心地のいい環境にしておくことが重要です。
また、食べる・くつろぐ・お喋りをするといった目的に合わせて快適な家具の配置、便利な動線確保にも意識をする必要があります。
そのため、リビングダイニングはキッチンや続き間を含めた間取りのトータルコーディネートが成功へのカギとなります。
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2.広く見える快適な「リビングダイニング」レイアウトのポイント
新築リビングダイニングはどのような空間に仕上げたいですか?
「こだわりの家具が置ける広い空間を確保したい」「明るくて風通しのいい吹き抜けが欲しい」「家族との距離感がちょうどいい空間にしたい」など、ご家族の数だけ理想のスタイルが存在します。
ゆとりがあって快適・家事ストレスのない動線を確保したリビングダイニングのレイアウトづくりに必要な押さえておくべきポイントをご紹介していきます。
①縦長LDで仕上がる統一感
リビングとダイニング全体の広さを把握して、どの位置に窓や家具があるといいのか、動線はどうなっているのかをチェックしてみましょう。
キッチンから見て空間が奥に伸びる「縦長LD」は、壁面が多く家具の配置がしやすいという特徴があります。
②横長LDで広くて明るい兼用空間
リビングダイニング全体の横幅や奥行を確認した上で、もう一つ定番のレイアウトとして「横長LD」もおすすめです。
キッチンから見て空間が横に広がる間取りで、ワイドな視界と窓からの明るい光の恩恵を受けやすい特徴があります。
③家具の配置で変わる動線設計
「縦長LD」の奥に伸びる視界と「横長LD」の横に広がる視界は、ご家族のライフスタイルや設置可能な窓の大きさ・位置によって、より快適な方のレイアウトを選ぶことができます。
この他にもLDK一体型の正方形レイアウトやリビング独立型のレイアウトなどもあります。
また、間取りレイアウトだけではなく、家具の配置を変えることによる動線設計も重要なポイントです。
④コンサバトリーを増築設計
リビングダイニングのレイアウトを決める際には、畳コーナーや小上がりといった「続き間」の設計も人気です。
しかし、間取りによってはリビングの広さを圧迫してしまうケースもあります。
そこで、1つおすすめのプランとして「コンサバトリー」をご紹介します。コンサバトリーは、庭にせり出した屋内空間で、外の景色の中に居るようなスペースとして屋内の間取りを広げることができる設計です。
イエローチェア・ハウスのショールームでは、実物のコンサバトリーや、過去のプランニング、標準スペックに関する資料を取り揃えております。
館内では、塗装サンプルや設備機器、輸入家具、左官屋による漆喰のサンプル等もご覧いただけますので、ぜひ参考にしてみてください。↓
3.【実例】おしゃれなリビングダイニングをコーディネート
それでは、実際におしゃれなコーディネートやにこだわりのレイアウトを叶えたリビングダイニングの新築実例を見ていきましょう。
①こだわりのテイストをコーディネートに反映
古き良きレトロカフェのようなテイストのリノベーション実例です。
古いものを捨てるのではなく、また使えるようにするアイデアで雰囲気のあるリビングインテリアがおしゃれな空間です。
横長リビングダイニングのレイアウトをつなげる、窓辺のグリーンのアクセントクロスがかわいい空間コーディネートに役立っています。
あえて円形のダイニングテーブルを導入して、おしゃれなカフェスペースのような優雅なダイニング空間を確保しました。
②レイアウトに合わせた理想の建具や照明
天井梁や柱、照明の効果で緩やかに空間分けされた自由度の高いリビング×ダイニングのレイアウト実例です。
吐き出し窓向きの優雅なリビングは、無駄のないダイニングスペースとの配分で実現した広さです。
③生活感を隠すレイアウトの工夫
リビング続きのコンサバトリーを設けて、リビングからの広い視界を獲得したおしゃれなレイアウト実例です。
LDK空間を緩やかに仕切るアーチ天井やヨーロッパ調の家具がかわいい内装デザインの住まい。
ダイニングから見えるおしゃれなキッチンは、近くでありながら、別空間のような独立したスタイルに仕上げました。
実は、リビングからダイニング方向に目をやると、ちょうどキッチンが隠れるこだわりのレイアウトになっています。
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4.リビングダイニングでおすすめの間取りデザイン
リビングダイニングの広さや形によって理想的なレイアウトが変わってきます。
また、家具や照明を使った空間演出方法によっても居心地や視覚的な広さが違ってきます。
ここでは、大きく3つの広さに分けて、それぞれの空間におけるレイアウトづくりのコツや演出アイデアをご紹介します。
①8~10畳のレイアウト演出シュミレーション
コンパクトなLD空間なので、縦長・横長の長方形レイアウトで無駄のない集約間取りを意識して家具をレイアウトしましょう。
ソファダイニングや壁付け配置ソファを選んで、余白や動線にゆとりを持たせ、狭さが感じにくい空間を演出するとよいでしょう。
②10~12畳のレイアウト演出シュミレーション
縦長・横長レイアウト共に、比較的自由なインテリアを楽しめる広さです。優雅なL字のソファを導入したり、ダイニングをバックにしたソファ配置で独立したリビングを確保したり、ご家族のライフステージに合わせて、家具の配置やコーディネートの変更を利かせるのもよいでしょう。
空間に圧迫感を与えないロータイプのソファやテーブルで、より開放的な空間を演出してみましょう。
③12~14畳以上のレイアウト演出シュミレーション
大型家具の配置や自由度の高いレイアウトを叶えるのにおすすめの広さです。
広さがある分、統一感のあるコーディネートや家具配置のバランスが重要になります。
ゆったりとくつろげる開放的な縦長・横長リビングダイニングはもちろん、リビングを緩やかに独立させたL字レイアウトづくりも可能です。
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5.まとめ:快適な新築リビングダイニングをトータルデザイン
ご家族がお好きなテイストやご家族のライフスタイルに合わせた、おしゃれなリビングダイニングは、きっと居心地がよく毎日の生活を豊かで快適にしてくれることでしょう。
暮らしの中心空間となるリビングダイニングだからこそ、新築時のレイアウトやデザイン選びといったトータルコーディネートにこだわって、ぜひ理想の間取りを実現させましょう。
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