杉のフローリング|裸足で過ごせる家づくり
つくば市、水戸市で開催したオープンハウスにご来場の皆さま、ありがとうございました。
なによりもM様、K様のご厚意に感謝します。誠にありがとうございました!
10月に入っても、日中は暑い日が続きますが、朝晩はすっかり涼しくなりました。
タオルケットに近い薄手のブランケットで寝ていたせいでしょう、ギックリ腰の一歩手前になってしまい、一時は朝起きるのも辛い体になってしまった。というわけで10月に入ってからは、一度もランできていません。
まずはケアが最優先な課題になってしまいました。
もうここは4時間半切りという目標はあきらめて、とにかく水戸校門漫遊マラソンに出場し、歩いてでも完走してあの印籠を手に入れること。笑
我が家は築23年。
当時は、今のような家づくりのノウハウを持ち合わせていませんでした。
断熱材も気密も素材も、すべてが中途半端。
唯一自慢できるのは、今も変わらぬ匠の技を披露してくれている、棟梁のAさんによる丁寧なつくりぐらいのものです。笑
作り直すとすれば、まず床。取り入れるのは、杉のフローリングです。
床に使うと、しっかりしているのに、踏み心地は優しい感じ。
杉の床は、難点があります。
それはやわらかく傷がつきやすいこと。
気なる人はイヤかもしれません。ときおり、ご自分でのメンテナンスも必要になります。
でも、その代わりいい点がたくさんあります。
体内にたくさんの空気を含んでいて、含んでいるところがやわらかいのです。
ですので、堅い年輪の部分を浮き立たせる加工ができます。“うづくり”と言います。
階段は滑りにくいように、うづくりにしています。
夏はベタベタしないこと。
そして冬はひんやりしないこと。
これからの季節も裸足で過ごせます。
その秘密は“呼吸している”から。
部屋の空気中の水分を、吸ったり吐いたりしています。
温度や湿度が高いときは、水分を体内に取り込んで、低いときは放出を繰り返します。
ですので、ベタベタしないし、ひんやりしない。さらには室内の湿度を調整してくる。言いかえれば、全自動調湿機です。電源も入らない。笑
“木材は生きている素材”といわれる所以ですね!
国産材であること。
地球に優しい素材です。
イエローチェアハウス が使っている杉材はすべて八溝山で採れたもので、遠くの国から運んでいません。
16歳の環境活動家、グレタさんのように大きな表現はできませんが、僕的にはここにたいそうな意義を見出していて、せっせと運ぶのにも汗を流しています。
少々面倒だけど、みんなが喜んでくると思えばしょうがない。今は腰が痛いので無理です。現場待って。笑
スギパワーだってもらえるかもしれませんよ。笑
↓↓↓
スギ(杉):知っておきたい日本の木材~その特徴と物語~
朝晩涼しいのでご自愛ください。
著者情報

- イエローチェア・ハウス代表
-
私たちの家づくりへのこだわりは、すべてはそこに住まい、暮らしの場を作られるご家族のためにあります。
ぜひ、一緒に工夫しながら家づくりを楽しみましょう!
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