気になる家づくりにかかるお金のガイダンス

家を建てようと考えたとき、絶対に考えなければいけないことは、「お金」のことです。

家を建てるのに必要な「お金」は土地代・建築費だけではありません。税金もかかりますし、ローンを組むシュミレーションも必要です。

今回は、家づくりにまつわる「お金」についてお伝えします。一生に一度と言われる買い物を、後悔のないようにしましょう。

 

コラムのポイント

●家づくりにかかる「お金」の内訳を把握し、プラスしてかかる分も頭に入れよう。

●ローンを組む場合、年収だけでなく、月々の生活費も考えましょう。

●家づくりにかかる「お金」を抑える工夫も知っておこう。

 

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家づくりにかかる「お金」

どれくらいの坪数で、どの大きさの家が建てられるのか、地域やハウスメーカーに依頼するのか、様々な条件によって変わります。

 

内訳を知ろう

□土地代

□本体建築費(工事費)

□付帯工事費

□諸費用

□税金

大きく分けると、上記のような内訳になります。

 

建売の場合、多くは土地代と本体建築費込みで表示されていますが、実際に含まれているのかはしっかりと確認する必要があります。

また、オプションでキッチンに何かを取り付けたりした場合は、付帯工事費となりますので、表示価格をうのみにしてはいけません。

 

土地代はいくら?

坪数×坪単価 で計算します。

昨今、35坪程度が平均と言われ、建て方にもよりますが、3LDKから4LDKの家が一般的です。

坪単価は、土地価格データを参考にするといいでしょう。

2021年8月末時点では、東京都の坪単価:374万5567円で、茨城県は、11万5376円です。

 

本体工事費

家を建てる際の費用として、全体の7割から8割を占め、建物の基礎・外観・内装・屋根と家の全体を建てるのにかかる費用です。

注文住宅で建てる場合、建売物件と異なり、本体工事費の約10%から15%程度のお金が設計料としてかかることも念頭に入れておきましょう。

 

付帯工事費

工務店やハウスメーカーが、専門業者に依頼する工事費用のことで、全体費用の15%〜20%程度を占めます。

例えば、古家があった場合は解体費用、地盤をしっかりさせるための地盤改良費用、建物内などの設備のランクをアップさせた場合の費用などがあります。

依頼先によって、どのくらい外注するのかによって違いがでてきますので、見積書の内訳をしっかりと確認しましょう。

 

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諸費用

地盤調査費用や建築確認申請費、省エネ性能の計算にかかる費用、長期優良住宅認定にかかる費用などがあります。

他にも火災保険料やローン手続き費用など含まれる場合もあります。

おおよそ、全体費用の5%から10%程度の費用がかかると言われる費用です。

 

 

税金

消費税や取得税、登録免許税、不動産取得税、固定資産税、都市計画税、印紙税があります。

多くはローン契約時に計算されるもののため、見落としがちになるものです。

 

全体費用の計算

土地の購入から工務店などに依頼する場合と、土地は不動産で購入し、建物の建築は工務店に依頼する場合とで違ってきます。

 

不動産屋さんはあくまで、土地の売買が主体です。工務店などから土地探しから依頼することで、予算から土地代と建築費用のバランスを考えてくれますので、総費用を抑えられる可能性が高くなります。

 

予算はローンを組むことを考える

予算を考える際には、ローンを組むことを前提にしなければいけません。

1,000万円・2,000万円・3,000万円・4,000万円で建てられる家から調べるよりも、いくらぐらいのローンを組めるのかが大切です。

 

借りられる額は年収と返済負担率で決まる

金融機関での考え方は、年収400万円以上であれば、返済負担率35%を限度とし融資額が決められます。

年収400万円以下であれば、返済負担率30%までと考えられています。

 

一例ですが、年収400万円で金利1.0%、35年ローンとした場合、返済負担率を30%で計算すると、融資額は約3,500円となります。

 

ただし、返済負担率から計算した場合、元金プラス利率で計算された後になるため、元金は2,800万円程度になります。

 

年収の約7倍が借りられるとも言われる

返済負担率にかかわらず、最大の融資額として、一般的に年収の約7倍といわれていることもあります。

しかし、頭金ありで考えられているため、頭金なしで考えている方には向かない計算になります。

 

月々の返済額を考えて

借りれるだけ借りて、満足のいく家を建てることもいいとは思いますが、月々にかかる返済額は、固定費としてかかりますので、手取りからも計算しておくべきだと思います。

 

例えば、手取りが30万円の場合、ローン返済額で10万円を超えてしまうと、将来への蓄えにまわすことも難しくなりますし、残った20万円から他のガス・電気代・食費代と振り分けなければなりません。

 

1万円でも多く生活費にまわせるように考えておくと、心にもゆとりが持てるようになるでしょう。

 

家を建てる以外にかかる費用も知ろう

しまった!これにもお金がかかるんだったと後から気づくものがいくつもあります。

□引越し費用

□家電製品

□家具(収納・ベッド・テレビ台など)

せっかくの新築だからとか、今の家と合わないからと、様々なものが新調されることが多いです。家を買う・建てる費用とは別に、プラス100万円前後を想定しておくと、失敗したと思うことはないでしょう。

 

家づくりにかかる「お金」を抑えるために

一生に一度の買い物を納得するためには、必要な部分には「お金」をかけ、抑えられることは抑える、制度を利用することが望ましいです。

 

家族内の打ち合わせは必須

家づくりを考える際、こだわりたいポイントは人それぞれです。家事を主にされる方であれば、水回りの機能や家事の動線にこだわりたいでしょうし、趣味のスペースを確保したい、防音設備、防犯設備もしっかりしておきたいとも考えるでしょう。

 

他にも家の性能を上げるために費用がかかりますが、最終的に電気代などのランニングコストが削減できることにもつながりますので、頭に入れておくとよいでしょう。

 

家を建てる依頼先を検討する

ハウスメーカーか、工務店かでまず違ってきます。品質の面では、今は大きな違いはないと言われていますから、何にお金がかかるのか、どうやって費用の削減ができているのか、相談会などを通じて聞いてみましょう。

人件費・材料費、中間マージンなど費用を削減している方法は工務店により様々です。

ここならと任せられるところを見つけるまで、妥協すべきではないと考えます。

 

制度を利用する

2021年10月31日までの契約であれば、グリーン住宅ポイント制度を利用することができまし、2021年9月30日までの契約であれば、すまい給付金の対象にもなります。

他にも税金であれば、住宅ローン控除をはじめ新築の減税対策がいろいろありますし、高性能な家であれば、長期優良住宅の認定をうけることで、軽減措置が受けられることもあります。

 

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吉成 悠
吉成 悠
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