茨城で平屋を建てる|ふさわしい家づくりを考えよう
今、平屋の人気が上昇していることはご存知でしょう。おしゃれな見た目とゆったりとした暮らしができると考えられているからです。
では、茨城県で平屋率が多いのはご存知でしょうか。
平屋は沖縄をはじめ九州の南の方では2階建よりも平屋との割合が約5割ずつ程度なのですが、実は茨城県内でも多いのです。
茨城県で平屋が増えている理由を検証し、おしゃれな平屋を建てる方法をレクチャーします。
Contents
茨城県の平屋率は
関東圏ではNo.1で、約3割を占めています。
東京では約3%にすぎす、ざっと計算して10倍の違いがあります。
東京以外の他の関東県内と比較しても雲泥の差と言えるぐらいの違いがあります。
なぜ茨城県で平屋が人気なのか
なぜ茨城県で平屋が人気なのか気になりますよね。
大きな要因としては平屋を建てる土地を確保しやすいこと、坪単価が低いことにあるでしょう。
茨城県で平屋を建てる場合、30坪以上で2,000万円以上が相場です。もちろん坪数が小さければ2,000万円を切ってきますが、平屋では必然的に土地の広さが求められますので、30坪以下で平屋を建てられないわけではありませんが、『ゆったり』した平屋ではなくなる可能性が高くなります。
平屋のイメージは『ゆったり』、『開放感』ではないでしょうか。
だからこそ狭い土地では平屋は建てにくいのです。
そして茨城県は1戸建あたりの平均敷地面積は474.79㎡で、全国でもトップの広さなのです。
土地の広さと建ぺい率について
一つ具体例を挙げて考えてみましょう。
平屋で坪数25〜26坪で2LDKの場合、建ぺい率が50%の地域ですと、約50坪の土地が必要になります。
建物は25坪程度なのに、土地が50坪も必要なのかと驚きませんか。
家を建てる際には、各地域ごとに決められた建ぺい率に従う決まりがあります。
建ぺい率とは・・・・土地の面積に対する建物を上から見たときの面積の割合のこと
千葉県水戸市で第1種低層住宅専用地域であれば建ぺい率は40%、第1種中高層住宅専用地域では60%と同じ市内でも違いがありますので注意が必要です。
つまり土地から探して家を建てる場合、建てられる建物の広さが変わってくるのです。
どんな平屋が建てられるのか
面積については先ほどお伝えした通りです。やはり気になるのがどんな平屋を建てられるのかということでしょう。以下の5点があります。
・行動動線が短い
・家族とのコミュニケーションが取りやすい
・段差が少ないため怪我の心配が少ない
・開放的な空間の中で暮らせる
・庭や庭での趣味などを楽しみやすい
行動動線が短い理由
平屋では当然のことですが、階段がありません。洗濯物という家事一つだけでも、1階から2階へと移動することもなく、洗濯機から干場までの距離が短くなります。
今主流の平屋は、廊下を設けることは少ないので、扉を一つ開ければリビングにつながるようになっています。
家族とのコミュニケーションが取りやすい理由
部屋が少ない理由もありますが、扉を開ければリビング、キッチンの目の前がリビングといった間取りなので、自然と集まりやすい環境ができるのです。
段差が少ないため怪我の心配が少ない理由
段差があるのは玄関先や縁側にあたる部分のみといっていいでしょう。小さなお子様がいるご家庭にも、シニア世代にも、転びやすい環境ではないため、注意する必要が減ります。少し目を離しても怪我の心配が少ないのは、怪我をしやすい側、見守る側からでも大切なことでしょう。
開放的な空間の中で暮らせる理由
扉が壁が多くなってしまいますと、閉鎖的になってしまいますが、平屋では扉など最小限に抑えられます。
吹き抜けスタイルも増えていますので、上への空間も広がり、より開放的な空間にすることができるのです。
庭や庭での趣味などを楽しみやすい理由
外に出やすい家づくりだからです。ガーデニング・BBQなどのアウトドア好きな方には大いに楽しめる家と言えます。
ただし、一方で難点になるのが防犯です。外に出やすい=外からも入りやすいからです。
もし、間取りを考えるのであれが、庭は門側ではなく、庭は裏側に作るほうが防犯性は高まります。
そしてもう一つ丈夫な家が建てられる
平屋は横に広がりを持つ住宅です。縦に伸びているよりも横に広がりがある方が、風や地震の影響を受けにくいからです。
また、メンテナンスもしやすいのが平屋の特徴です。はしごなどで十分に届くため、蜘蛛の巣の撤去などもしやすいですし、もし屋根などの修理が必要になり、プロに修理を依頼しても、足場を組む必要がなく、コストも抑えることが可能です。
自然災害を考えた場合、耐震等級という目安があり、2階建も等級を満たしますが、『丈夫なつくりをしている家』を第一に考えて家を建てたいと考えているなら平屋を選択すべきでしょう。
平屋を建てる際の注意点
平屋もいいことばかりではありません。以下の注意点を守って建てることで安全性・生活の快適性もずいぶんと変わります。
防犯性に関しては先ほどお伝えした通りです。
・周辺の環境
周りに2階建てばかりになってしまうと日影が多くなってしまい、光が入りにくくなる可能性が高くなります。
同様に風も十分に室内を通り抜けるのかという点にも注意が必要です。
だからこそ、平屋の実績の多いハウスメーカーや茨城の気候を熟知した工務店に依頼するとよいでしょう。
・個人空間を作る
平屋は家族とのコミュニケーションが取りやすい環境ですが、プライベート空間が少なくなってしまいがちです。
1人になりたい時間、仕事に集中したい時間などプライベートな時間があるものですから、お互いにストレスをためないために必要です。
ご主人のみではなく、ご夫婦お二人のそれぞれ、住む人それぞれののプライベート空間をつくるように心がけましょう。
完全個室ではなく、少し仕切りがあるだけでもいいのです。
今新しい働き方、生活の仕方としてテレワーク化が定着しつつありますので、外せない間取りとして考えましょう。
平屋の実例紹介
言葉をお伝えするだけではイメージがつきにくいものです。実例紹介をします。

コの字の平屋の外観
ゆったりとした時間の流れを感じさせる平屋です。
コの字型にすることでプライバシーを守りつつ、いくつもの窓からすぐにテラスへとつながり、外との距離感が近いです。
内装バージョンです。開け放たれた窓と、アンティークさを感じるインテリアで、優雅な時間が過ごせそうな感じがします。ソファーから見える景色が楽しみです。
手前に見えるアンティークなソファの奥には薪ストープと和室が繋がっています。
今、フローリングが主流ですが、日本の昔ながらの畳も癒しを感じる一つではないかと思います。
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イエローチェア・ハウスは、イギリス郊外や海外の田舎で豊かに暮らす人々のように、
「素朴で愛らしく、家族と永く楽しく暮らしたい」
と考える、そんな家づくりをお手伝いするために、海外の優れた建築思想と日本建築の良さを融合した注文住宅の新築・リフォームを行い、イギリスの息遣いを感じる家をご提供しています。
平屋という日本建築を生かしながらも愛らしさを感じるデザイン、また和モダンを取り入れた平屋も得意としています。
”家”は家族と暮らす憩いの場所です。そのためには、家族が健康で気持ち良く住めること、永年愛着を持って暮らしを楽しめることが大切かと思いますし、嫌な匂いがしない化学物質を極力使わない家づくりを行うことが、私たち、イエローチェア・ハウスの家づくりへのこだわりです。
建築の際は、まるで何十年も経ったかのような風合いのある自然素材や日本の木をふんだんに使い、性能や機能性も重視した快適で、住む人にも環境にも優しい家づくりをモットーに取り組んでいます。その目指す家づくり、自然素材のよさを活かすのは、職人さんの高い技術が必要です。私たちのデザインを最大限に活かしてくれる職人さんの技術は、何事にもかえがたく、私たちの誇りでもあります。
「家をつくろう」「リフォームしよう」と思い立ったとき、間取りや収納を工夫したり、デザインをイメージしたり、予算のことを考えたり、いろいろ悩むことでしょう。
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参考までに過去の実例もご覧ください。
著者情報

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家をつくるということ。
それは単に道具としての“HOUSE”を組み立てる作業ではありません。
家族が笑顔で快適に過ごせる“HOME”をつくるお手伝いをしています。
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