茨城で注文住宅を建てるには|期間と費用はどれくらい?
茨城で注文住宅を建てる場合、いったいどれぐらい期間と費用がかかるのか? 平屋にしようか、二階建てがいいのかなど、これから家を新築するなら、やっぱり気になりますよね。
以前、ブログ「契約後はすぐに着工!時間のかかる理由とは??」で建築申請で時間がかかる場合の実例をご紹介したところ「大変参考になりました!」という声をいただきましたので、これから家を建てようと考えている方のために、今回は工務店で注文住宅を建てるために必要な期間と費用についてもう少し詳しくご紹介します。是非参考にしてくださいね。
Contents
■注文住宅を建てる期間と費用はどれくらい?
工務店で注文住宅を建てる場合
地元の工務店は地域の業者さんのネットワークや土地勘がありますので、希望の土地も探しやすく、比較的自由度の高い思い通りの家が建てやすいのが特徴です。工務店毎にデザインや得意とする住宅のスタイルがありますので、自分が建てたい家のイメージに近い工務店を選ぶことがが重要です。
たとえば、昔ながらの和風の日本建築が得意な工務店、ハウスメーカーの下請けをしているパッケージ型の建築が得意な工務店、輸入住宅を専門に手掛ける工務店、デザイナーズ住宅など建築家による個性的な家づくりが得意な工務店、などがあります。
自分が建てたい家のイメージが具体的でない場合は、これはと思う工務店に相談しながら自分なりの予算感をイメージを話をし、それにみあった提案をしてくれる工務店を選び、工務店の建築家やスタッフと打ち合わせをしながら具体的なイメージづくりをしていくことをお薦めします。
家づくりは、家族の理想の暮らしを見つけていく大切な時間です。この設計時のプランニングの段階がとても重要ですので、あまり急がず、家族としっかり話し合いながら進めていく必要がありますので、多くの場合、契約までに数か月はみておいたほうがよいと思います。
契約後、本体工事の工期は仕様によって変わりますので一概には言えませんが、3か月~半年程度みておく必要があります。デザイン住宅のように細かい仕様にこだわり、部材選びもしっかり吟味しながら進めるのであれば、6か月から1年程度はみておくいたほうがよいと思います。
海外からこだわりの部材を輸入したり、家全体の壁を漆喰などの塗り壁やレンガなどにすると、その分の期間がかかります。家づくりは一生に関わることですので、家族と健康的で快適に暮らすためにも自然素材を活かした家づくりは欠かせません。スケジュールに余裕を見て進めたほうが、思い通りの家づくりができるでしょう。
工務店での建築費用は、工務店ごとに、また家の仕様によってまちまちですが、坪単価で40万円から70万円程度が多いようです。
平屋の場合は坪単価が数万円から10万円程度高くなる場合がありますが、坪単価はあくまでも目安ですので、実際の総費用(総予算)でみるとコンパクトな平屋にしたほうがローコストに家を建てられる場合があります。
なお、デザイナーズ住宅のように建築設計事務所と施工する工務店が異なる場合は、施工を別会社に依頼することになりますのでその分は割高になると考えておいた方がよいでしょう。
ハウスメーカーで注文住宅を建てる場合
まず大手ハウスメーカーでの注文住宅の建て方をみてみましょう。一般的に、ハウスメーカーは「パッケージ型の建築」が多いため、比較的短期間で家を建てられるのが特徴です。建築確認申請で問題がなければ、最短で契約から6カ月程度で家を建てることも可能です。
ただし、パッケージ型の建築は、ゼロから設計するのではなく、いくつかのパターンの中から家のデザインや部材を選んでいくセミオーダーの家づくりになります。また、施工も既成のパネルを組み立てるような作り方が基本になります。
外観も一般的なデザインになるため、間取りは自由度がきかなかったり、部材も決まっていることが多く、自然素材が選べないことがありますので、オプションも部材を変更する程度のカスタマイズになる場合があります。
大手ハウスメーカーの場合、費用は坪単価60万円~100万円程度、中堅ハウスメーカーで50万円~80万円程度が多いようです。モデルルームがあるようなハウスメーカーでは宣伝・営業費、モデルハウスなどの費用がかかりますので割高になりがちです。
建築確認申請で時間がかかる場合
ここまで工務店とハウスメーカーで注文住宅を建てる期間についてみてきましたが、いずれの場合も建築確認申請が必要となります。
建築確認申請は、着工前に最初に必要となる手続きです。住宅を新築する場合、土地に係わる規制と、建物自体に係わる規制をクリアしなければなりません。
設計士が図面などを添付した書類を役所か第三者機関に提出して、問題なければ2週間程度で申請が通ります。この建築確認申請には専門的な知識が必要で、都市計画法、建築基準法、消防法、宅地造成規制法などの法令に関する知識が必要です。
建築確認の項目には、
- 用途地域
- 建ぺい率
- 延べ床面積
- 道路に面しているか
- 建物の大きさ
- 採光率などの住環境への適合
- 危険個所の対策
- 建物の耐久性・構想などがあります。
多くの場合問題がないのですが、条件付きというケースがある場合、時間がかかってしまいます。一般的に問題になることが多いのは土地です。土地は、物件ごとに条件がまったく異なるため、隣の土地に家が建っているのに、なぜここに建てられないんだろう?ということがあります。
土地の規制は許可が必要なものが多く、多岐にわたります。その土地ごとに詳しく調べてみないとわからないことが多いので、思ったよりも大変という事態に遭遇することがあります。
逆に一見するとこれは難しいのではないかと思われる土地でも、専門家が「どのようにすれば許可を取ることができるか」という発想で地道に問題を解決していけば、絶対とはいえませんが、家を建てることができます。
造成地で建築許可が下りやすい土地であればスムーズなのですが、そうでない土地は、扱う不動産業者さんによっても、その土地の個別事情を詳細に把握していないケースもありますので、しっかり事前に調査をしておくことが必要です。
このように建築確認申請は、事前に準備が整っていればスムーズに進むことが多いものですが、場合によっては、1か月以上かかる場合もあります。
そういう意味でも、注文住宅での家づくりには、デザイナーズ住宅のように建築家と家を建てる工務店が異なるスタイルより、建築家と工務店が一緒に家を建てるような地域の工務店のほうが、より理想のイメージを実現しやすく、建築確認などの手続きもスムーズです。ハウスメーカーよりデザインの自由度が高く、デザイナーズ住宅より比較的短い工期で家を建てることができます。
注文住宅の家づくりは、建築家と工務店が一緒に家を建てていくことができるような地元の工務店に、自分たちの理想のイメージを相談しながら、より具体的にしていくことをお薦めします。
■まとめ
茨城で注文住宅の家を建てたいと考えたとき、工務店で建てる場合、大手ハウスメーカーで建てる場合によっても、必要な期間や費用が異なります。
自然素材を使い自由な間取りで理想の家づくりをしたいと考えた場合、地域の工務店に依頼したほうが、自由度も高く費用も抑えられます。
大手ハウスメーカーの多くはパッケージ型の家づくりですので、デザインや間取り、部材も既成のもののなかから選んでいく必要があります。効率的に家を建てることはできますが費用は割高になります。
デザイナーズ住宅で家を建てる場合は、設計と施工が別会社になりますので、設計の自由度はありますがこちらも費用は割高になります。
平屋と二階建てでは、延べ床面積が同じであれば、二階建てのほうが費用がおさえられますが、総予算や工期はそれほど違いはありません。シンプルでコンパクトな平屋であれば比較的ローコストに家を建てることが可能です。
いずれにしても茨城での注文住宅での家づくりには、土地探し、設計、建築確認までのプロセスの事前準備が重要です。自分たちの理想の家づくりをスムーズかつ納得感のある予算で実現するためには、自分たちの理想のイメージに近い施工実績があり、気軽に相談しながらプランを検討してくれる地元の工務店を見つけることが重要です。
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著者情報

- イエローチェア・ハウス代表
-
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