茨城で注文住宅を建てるには|自然素材の和モダンの魅力
「和モダン」といえば、現代の建築様式と日本の伝統建築様式を融合させたシンプルなデザインの家というイメージがあります。ヨーロッパやアメリカの建築様式を取り入れた和モダンの日本建築は、「古すぎず新らし過ぎず」「洗練されていながら、どこか懐かしさを感じる」人気の注文住宅のデザインスタイルです。そこで、今回は、イエローチェアハウスが考える新たな「和モダン」の魅力をご紹介します。
Contents
■和モダンデザインの源流


和モダンは、西洋建築と日本建築を融合させたデザインが特徴です。西洋建築は、レンガや石造りなどを構造材として多用し、壁そのもので家の構造を支えるのが特徴です。一方、日本の伝統建築は木造の柱を軸として組みあげていく構造が基本です。
和モダンの家の特徴は、和と洋の空間を融合させるシンプルな空間が特徴です。日欧のモダン建築の先駆けである藤井厚二は日本の風土にあった建物をつくることコンセプトに、自ら建て、住んだ家を何度も知人に譲りながら完成させた「和の視点」で西洋の建築デザインとの融合を図っています。
日本に数多くのモダニズム建築を遺したアントニン・レーモンドが設計した日光の旧イタリア大使館別荘は、訪れた人々の心を豊かにしてくれる建物です。素材は地元の杉をふんだんに使い、内壁や天井の素材は日光の杉材の皮を、網代に組み亀甲や市松などにデザインしています。日本建築の既成概念にとらわれず、「洋の視点」で出来上がった日本のモダン建築です。
このように、日本建築と西洋建築の融合によるで家づくりが、どこか懐かしくも洗練された空間づくりとなって、現在の「和モダン」の家づくりの源流となっているのです。
■和モダン建築の巨匠に学ぶ和モダン建築のポイント
では、これから新築する注文住宅のデザインに「和」を取り入れるには、どのようなポイントがあるのでしょうか。
シンプルな空間づくりをする
まずベースとなる住空間を和モダンと相性の良いシンプルなものにすることがポイントです。
シンプルな空間だからこそ、和と洋を絶妙に融合させることができます。全体のバランスをとりながら、家具やインテリアをアクセントとして配置して、見ていて気持ちの良いデザインになるように、多くの要素を盛り込み過ぎないことも重要です。
茨城の水戸近郊やつくばには、デザイン性の高いシンプルな家具を扱うインテリアショップもありますので、空間づくりを参考にしてみるのもよいでしょう。
素材を活かし、育てる
先ほど紹介した旧イタリア大使館別荘でも、日本の杉をふんだんに使い、内壁や天井の素材は杉の皮を用いています。すべて地元で手に入れることができる地産地消の素材です。
できるだけ国産材を使い、構造的にも、健康的にも、安全・安心な素材を用いることで、健康住宅としての機能も兼ね添えることができます。茨城であれば、八溝杉などを使うことができます。
安らぎを与えてくれるような天然・無垢の自然素材をふんだんに使った空間づくりをすることで、新築時であっても、よそよそしさがない素材の質感が味わうことができます。また、家族と共に暮らしの時間を重ねていくことで、より深みのある素材に風合いが変化し、より美しく、家族に寄り添った家になっていきます。
目線を低く、繊細な質感の家具をアクセントにする
和モダンとはいえ、必ずしも畳や障子がある必要はありません。洋をベースにした空間づくりで床が無垢のフローリングであっても日本の伝統的な生活様式である、畳や床に座るような低い目線で過ごせる背の低いテーブルやソファ、床の間のような空間を配置することで、落ち着きのある空間を生み出すことができます。
庭や自然と一体化した家づくりをする
住人とともに、家も庭の緑も、ともに年を重ねていきます。家の中から庭を眺め、光や風を取り入れることができる開放的な空間づくりが、暮らしと家が自然と一体感を感じることができます。日々の暮らしの中で、時間の経過とともに、より深く、和と洋、家と自然が融合していくことで、家は時間をかけて完成されていきます。
北欧やイギリス建築の要素との融合
和モダンのシンプルな空間づくりは、北欧建築やイギリスの家づくりの考え方にも通じるものがあります。たとえば、北欧フィンランドの巨匠アアルトの家は日本建築の機能美の要素をとりれていたり、イギリスの伝統建築のように家を自然とともに育てていく家づくりは、和モダンの家づくりを相性がよい組み合わせです。
イエローチェアハウスの和モダン「MUKUデザイン」シリーズは、日本の千本格子や下がり壁の曲線、洋風のアンティークタイル、時代を感じさせる様々なパーツを織り交ぜ、イエローチェアハウスでしか出来ないデザインと、それを再現する卓越した職人の技をフルに活かしています。
日本建築と海外の建築思想の良い点を融合させ、古すぎず新し過ぎない、自然と一体化した落ち着きのある理想の暮らしが発見できるかもしれません。
■まとめ
和モダンは、日本の伝統的なデザインと現代建築や海外の建築思想の素晴らしい要素を融合させて生み出されました。シンプルでありながら、古すぎず新らしすぎない、和でもない洋でもない、落ち着きのある心地よい空間です。
茨城の自然に溶け込む和モダン建築は、地元の八溝杉などの地元の素材も使って地産地消で建てることもできます。
和をベースにするか、洋をベースにするかによっても、それぞれの理想のスタイルが自由にデザインできます。和モダン+北欧やイギリスの建築スタイルというハイブリッドな組み合わせも相性がよいので、幅広い年代層に人気の建築スタイルです。
イエローチェア・ハウスには、海外の優れた設計思想を取り入れた和モダン「MUKUデザイン」シリーズがあります。あなただけの理想の家を無料でデザインする、家づくり無料ガイダンスを開催していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
茨城で和モダンの家を建てるならイエローチェア・ハウスにご相談ください
イギリス郊外や海外の田舎で豊かに暮らす人々のように、素朴で愛らしく、家族と永く楽しく暮らしたい。そんな家づくりをお手伝いするために、イエローチェア・ハウスは、海外の優れた建築思想と日本建築の良さを融合した自然素材の家づくりをしています。
新築でありながら嫌な匂いがしない化学物質を極力使わない家づくり。まるで何十年も経ったかのような風合いのある自然素材や日本の木をふんだんに使い、性能や機能性も重視した快適で住む人にも環境にも優しい家づくりに取り組んでいます。
自然素材の魅力と機能性を最大限に引き出すのは職人さんの高い技術です。確かな技術で海外住宅や和モダンの繊細なディテールを実現する弊社の大工さんたちこそ、私たちの誇りでもあります。こうしたデザイン性と機能性を兼ね備えた家づくりは、長期優良住宅相当を最低基準にしていますので十分な耐震性も兼ね備えており、茨城県の省エネ基準よりもワンランク上の性能を最低標準仕様として、光熱費もかからないお財布にもやさしい機能性の高い家づくりを実現しています。
みなさんが「家をつくろう」と思い立ったとき、間取りや収納を工夫したり、デザインをイメージしたり、予算のことを考えたり、いろいろ悩むことも多いことでしょう。そんなとき、自分たちは「どんな暮らし方をしたいのか?」という問いかけがとても重要です。
私たちの家づくりへのこだわりは、そこに住まい、暮らしの場を創られるご家族が健康で気持ち良く住めること、永年愛着を持って暮らしを楽しめること。
もしあなたが、これから自分たちの理想の「家づくりを考えたい」と思ったら、まずイエローチェア・ハウスのおうちづくり無料ガイダンスに参加してみてください。ご参加いただいた方にはあなたの理想の家を「無料」でデザインしますので、ぜひお気軽にご相談ください。デザインは他社で使ってもらってもかまいません。まずは、家づくりの楽しさを体験していただきたいのです!
▼あなたの理想の家を無料でデザインします
イエローチェア・ハウスのおうちづくり無料ガイダンスのお申し込みはこちらからどうぞ。
著者情報

- イエローチェア・ハウス代表
-
私たちの家づくりへのこだわりは、すべてはそこに住まい、暮らしの場を作られるご家族のためにあります。
ぜひ、一緒に工夫しながら家づくりを楽しみましょう!
最新の投稿
- 2022.11.03イギリスの話題【 コレこそお洒落の真髄 】
- 2022.11.02スタッフ日記【 窓に意味を持たせる、ということ。】
- 2022.10.30スタッフ日記【 アイロンとキッチンペーパーで簡単!杉床の凹み直し 】
- 2022.10.28スタッフ日記【 床は杉床がおすすめ 】
お問い合わせ