茨城県で和モダンの家に住む|和モダンの魅力
家を建てるなら、どんな感じがいいかなと考えて、調べてみると、『和モダン』という言葉を目にしたことでしょう。和モダンの家は、字だけで考えるなら、先進的でおしゃれな家っぽいから、何となくいいかも! と興味を持ちますよね。実際に「和モダン」の家がどんな感じの家なのか、外観や内装・インテリアをご紹介します。
●「和モダン」とは、日本の古来からの雰囲気や質感である「和」と、曲線やカラーの使い方、革などの素材と「洋」を掛け合わせ、お互いのいいとこ取りをしたスタイルのことです。
●『和モダン』をインテリアや家づくりに取り入れるには、歴史を振り返り、特徴を掴みながら、イメージを膨らませることといいでしょう。
●『和モダン』が取り入れられた実例(外観・内装・インテリア)を紹介します。
●『和モダン』は自然素材のものと相性がいいため、積極的に使いましょう。
Contents
和モダンとは
日本の伝統的な雰囲気の「和」と革新的な「洋」を掛け合わせ、違和感のなく融合した雰囲気のあるモノのことです。
「和」と「洋」の掛け合わせ・組み合わせ方は色々とあり、「和モダン」には絶対にこれがある!といった定義はありません。
だからこそ、多くの方は、和室に革製のソファを置くようなイメージが強く、”インテリア”で『和モダン』の雰囲気を出すことで、楽しんでいるようです。
さて、時代をさかのぼって調べてみるとと、明治・大正時代から『和モダン』が取り入れられていることが分かりました。
歴史を振り返えると、『和モダン』のイメージがつきやすく、インテリアだけではなく、家づくりにも『和モダン』を反映できるかと思います。
和モダンの歴史
明治維新により、西洋文化を積極的に取り入れられましたが、維新前の”家”の雰囲気をイメージしてください。
伝統的な「和」スタイルを考える
”家”には、大きな木の柱があり、床には畳が敷かれ、家の外も中も全体的に四角い感じあると思います。まさに日本の伝統的な「和」のイメージではないでしょうか。
床に直に座り、目線が下になるため、高さに奥行きを感じ、広く感じられるメリットがあります。
「洋」が取り入れられると
壁の一角に、丸い穴、曲線が入ります。この曲線こそが、「洋」の要素が取り入れたことの証明です。
「和」と「洋」のミックス、『和モダン』が登場しました。
何となく『和モダン』のイメージが具体的になったのではないでしょうか。ですが、近年、写真のようなイメージで『和モダン』を取り入れ、新築・リノベーションされる方は少ないのが現状です。
現代の「和モダン」の特徴
壁やドアなど全体を支える色は、落ち着いた色のものにし、所々にアクセントとして、映える色味のものや、革製品を取り入れることが多いです。
室内に多く光を取り入れ、明るい雰囲気を出し、電気などで丸い雰囲気を醸し出していますね。
何となくでも『和モダン』のイメージがついてきましたか。
では、実例も交えながら、『和モダン』の家の外観・内装・インテリアについてご紹介します。
『和モダン』の実例紹介
外観・内装・インテリアの順でご紹介します。
『和モダン』の外観
<増築された贅沢スペース>
お庭につくられたテレワークスペース兼カフェで、『和モダン』を強く意識されているわけではありませんが、直線的な形を軸にしながら、優しい木材をふんだんに使いシンプルかつ洗練さが感じられます。
<横格子が特徴的>
『和モダン』の中で、代表格なものが格子です。縦格子が多いのですが、横格子にすることで、縦格子に負けない洗練さを感じます。
<千本格子>
千本格子とは、縦の目の細かい格子のことを言います。
外観でご紹介しましたが、千本格子は、室内(内装)にも取り入れられることもあります。
『和モダン』の内装紹介
<廊下の飾り棚>
花が飾られている部分に上部に曲線のあるドアのような形があります。
廊下の場合、階段があったり、部屋に通じる扉があったりと、直線的になりがちです。
しかし、曲線のある飾りだなをつけることで、柔らかさや華やかさが加わっています。
<洋室さながらの和室>
全体的には「洋」の雰囲気ですが、ブルーの畳がしかれ、和室になっています。
<和室>
「和」を中心にしながら、扉を柄物にすることで、「洋」を取り入れ、『和モダン』が完成しています。
<さりげない和室>
暖炉が備え付けられた部屋の奥に、まさか「和室」があるなんて、ビックリしませんか。ですが違和感なく溶け込んでいます。
<梁あらわし>
日本の住宅は、柱・梁を軸に家が建てられるのに対し、海外の家は、壁を組み合わせてつくられます。
つまり、全体的に「洋」の雰囲気であっても、あらわし(家を支えているものがむき出し状態のこと)が採用されることも『和モダン』です。
『和モダン』インテリア
これまでご紹介してきたように、「和」の中に「洋」があっても『和モダン』ですし、「洋」の中に「和」が取り入れられても『和モダン』です。
<和室の照明器具に>
和室の照明といえば、四角い形や、和紙のような素材のものでカバーされている照明が多いのですが、「洋」の要素がたっぷりつまった照明ですね。かわいらしさもプラスされています。
<革製ソファ>
日本では床に座って生活してきたため、ざぶとんであったり、布製品が多用されていました。そのため、「洋」の素材である革製品を取り入れることは目新しさを生み出します。
<その他>
「和」の中に「洋」を取り入れるのか、「洋」の中に「和」を取り入れるのかによって、『和モダン』を演出するインテリアは異なります。
例えば、和室にラグをしき、椅子をおくことや足のある引き出しをおくことでも『和モダン』が完成します。
反対に、「洋」の中に「和」を取り入れるなら、和素材である和紙のものを取り入れたり、国産素材のすぎやひのきが使われたローテーブルやローチェアもおすすめです。
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『和モダン』は自然素材との相性もいい
現在、自然素材の家を建てることの人気が高まっていますが、自然素材の種類によって、雰囲気が変わってきます。
すぎ・ヒノキのであれば、和風でしょう。
パイン材は、松が原材料ですが、北米産のホワイトパイン材をはじめ明るい色が人気であり、洋風にするにはピッタリです。
「和」に合う自然素材とは
多くの住宅では、シンプルな外観の中に、内装はフローリングをベースにした「洋」が主体になっていますので、「洋」の中に「和」を取り入れやすいかと思います。
「和」に合う自然素材は、すぎ・ヒノキの木だけでなく、たたみ、漆喰や和紙、珪藻土です。
落ち着いた色味、アースカラーとよばれるベージュ・ブラウン・テラコッタ・カーキ・モスグリーン・ブルーなど、茶や緑、青系の色、海や植物をイメージする色と相性がいいため、自然素材のものとセットで使うことがおすすめです。
自然素材がいい理由も知っておこう
自然素材である無垢材の木は、木がもつ本来の温かみがありますし、時間が経っていくごとに、雰囲気も変わり、味わい深くなりますし、心身ともに健康的に過ごすことができます。
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『和モダン』を取り入れるなら注文住宅がおすすめ
”家”がほしい、と思った時、建売物件を購入する方法と、土地を購入し、自分の希望を取り入れた注文住宅を建てる方法と大きく2つに分かれます。
注文住宅といっても、建築の細かいところから希望を出して建てる「フルオーダー制」とハウスメーカーや工務店がもともと持つモデルホームを主にして、壁の色やキッチンやトイレなどの設備を自分仕様にする「セミオーダー制」と2つあります。
「フルオーダー制」は、自分自身も建築において非常に多くの知識が必要なのに対し、「セミオーダー制」は、もともと大枠は決まっているため、予算内で、必要な部分を自分仕様にしていくことが可能なため、多くの注文住宅は、「セミオーダー制」といっても過言ではないでしょう。
さて、『和モダン』を家の雰囲気でほしいと思ったら、建売では探すのが大変ですし、せっかく『和モダン』というこだわりを持っているなら、選択肢は注文住宅になると思います。
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