間取りだけでコスパがかわる!?│エネルギー効率の良いお家づくりについて。

今回ブログでご紹介するのはお題目の通り、コスパのよいお家づくりとはどんなものか?というものです。

 

性能が良いのは当たり前の時代になってきました。

弊社でも素材やつくりにはこだわっておりますので、OBの皆様からありがたいことに快適に過ごせているとお話いただける機会も少なくありません。

 

今回は素材的なものとは別に、もっと根本的なお話になります。

それは……お家のカタチです!

お家を建てるお勉強をしている方はよく目にするUa値という言葉、こちら簡単に説明しますと「外部から熱量が逃げてしまう値」を指します。

このUa値を考えるうえで重要になってくる根本的な要素がお家のカタチと言えるのです。

どういうことなん!?とお思いの方も多いかと思いますので、図解で解説したいと思います。

 

①一般的なお家のサイズで考えてみます。

1マスを910㎜×910㎜で考えます(たたみ半畳分)

トータル27坪の建物で比較してみましょう!

 

※マスの数を青い字で表記します。

図は建物の表面を、展開させたものになります。

②人気のある平屋の家の場合

③総2階の家の場合

④コの字の平屋の場合

と、このような結果になりました!

おなじ27坪でも、展開してみると表面の数がこんなにも違いが出てくることがわかります。

冒頭で解説させていただいたUa値が不利に働くメカニズムはこのようにして働いているのです。

 

3つの比較の中で一番優秀だったのは総2階でしたね。

ひるがえって一番不利に働くのは個コの字の平屋でした。

表面が30%増えていますので、エアコンの数にすると2台のところが3台必要になることになります。

 

ということで・・・カタチで考えた場合

シンプルな家が暖かい!という結果になりました。

※もちろん͡コの字は間取りが使いやすいですし、中庭計画も楽しいのですし、窓の配置などで熱効率を高めることもできますのでご安心を!

 

 

久しぶりに動画も更新しましたので、ご覧になってください!

 

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著者情報

吉成 悠
吉成 悠
家をつくるということ。
それは単に道具としての“HOUSE”を組み立てる作業ではありません。
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