

1997年完成の66坪2階建。
その頃は、モダンな外観でオシャレな家でしたよね!
とは言っても、30年におよぶ月日が経ち、大きくなったお子さんたちはすっかり独立して、今では2人暮らしに。
夫婦だけで暮らす66坪は大きすぎて管理が大変。
しかも、大地震を受けて耐震性も心配。
そして何より、冬は寒くて身に沁みる……。

そこで提案したのは、2階をとって平屋にすること。66坪が37坪になります。
2階がなくなることで、地震にも強くなるというメリットもあります。
古くて急な階段もなくなり、お掃除も楽に……!

2階をとりはらう大掛かりな工事は、かれこれ1ヶ月にも及びましたが、ここまでくれば安心!
元々の瓦を再利用することによって、費用をおさえました。

とにかく暖かい家にしよう!
悩みをお聞きし、新築以上の家にフルリノベーションをご提案することに。
大手ハウスメーカーにはできない、設計から工事管理までワンストップで行います。
ご夫婦に寄り添った内容で工事をすることになったのです。

ベージュが中心だった色合いは、漆喰による爽やかなホワイトになりました!
そしてこの外壁には、色々な秘密が隠されています。笑

床を取り去ってみると、ところどころ、基礎にクラックが入っていました。
しっかりと補強していきます。
もっとも、これは想定内のことで、事前に床下に潜り丹念な調査をしていましたので、これらの修復に関わる費用はオプションになる心配はございません!

元々、土だった床下は防湿シートを全面に敷いて、その上に鉄筋を流し、スラブを新たに作りました!
さらに、クラックが入っていた基礎の立ち上がりのところには、鉄筋をたちあげました。

そして、「あわせ基礎」をたちあげて、基礎の補強は完成です!
ご主人は「ここは、地震のときに断裂する通り道だったんですよ。これなら大丈夫でしょ!」と太鼓判。
奥様も「ほんと!地震が一番心配だからね〜、もうやだよね〜。柱も増えたし、頭も軽くなったし安心ね。。」と。

そして今度は1番の命題とも言える断熱性の改善!
これはEPSという断熱材。簡単に言うと、発泡スチロールです。
ドイツでシェアNo.1の工法で、日本でも新築ではちらほら出てきたものの、リノベでは茨城県初!

古い外壁の上に、直接、厚みが7センチあるEPS断熱材を貼っていきます!

窓のところを見ると、厚みがより分かります!
普通は、窓の方が前に出るのです。
「意外に可愛いポイントかも!」と奥様。

断熱材の上には、漆喰を塗って完成!
撥水構造を持つstoのロータサンで仕上げました。
実際に水をかけると、さらさらと流れ落ちて、ご夫婦もびっくり。
「雨が少なくてほこりがかぶってきたら、ホースで水をかけると汚れが落ちるんです」と僕。
「ケルヒャーで洗浄しても良いのかな?」とご主人。
それには「それはダメです」と僕
下から高圧洗浄をすると軒裏から水が入ってしまいますからね。。

防蟻処理をした後に、今回は基礎断熱を選択しました!
理由は床の不陸をとり、すきま風の侵入を防ぐため。
詳しくは、ぜひ僕の話を聞きにお越しください。笑

棟梁のAちゃんが、丁寧に工事を進めてくれています!

床下の基礎断熱が完了。
発泡ウレタンで、すきまをしっかり充填!

もちろん、内側の壁にもグラスウールを施しました!
つまり、内断熱と外断熱によるW断熱が暖かさの秘訣です。

天井にもグラスウールを敷き込みます。
さらに、シート(光っている面)を貼り、気密をしっかり高めます。

見えなくなるものの、間仕切り壁の頭は、空気が自由に出入りする空間ができます。
ここにも断熱材をはさみこみ、気密をあげる手当をしました!





