いよいよ家づくりが始まるときにここを確認 地鎮祭の “地縄”
住宅建設独特の慣習とも言える、地縄。
業者任せにできない、、まさにこれから家を作り始める施主にとって、大事な “ルーティーン” が地縄にあります。
新しいサイトの制作に取り組んでいることを以前に報告しましたが、それに併せて、またまた自分の一日のルーティーンを見直してみることにしてみました。
見直しのポイントは、ブログの時間を作ること。今までは、夕方から夜にかけてでしたので、会合などに時間を取られたり、疲れてしまったり、呑んでしまったり、つまり自分に負けて継続できない(笑)、、
そこで、得意な朝にシフトすることにトライ。と言っても、今までの早朝はジムの時間です。。
先日、いつも通りの時間に走りながらYouTubeをのぞいていると、朝の使い方をとなえている成功者が、実に多いことに気づきました!
数ある中でも(ここか!)って、特に心に残ったフレーズ。
「人が、1日の中で決断できる量は決まっています。朝は絶対にクリエィティブな時間に使うべきです。朝ごはんを何食べようか…なんていう決断すら取り除いた方がいい。メールチェックなんて午後やるべきです。」
そこで、朝のスタートを少しだけ早めることにしました。そして、朝イチはホームワーク、特にプランやブログの時間にチェンジ。ジムはその後にしてみようと。
その日に着る洋服も、朝の決断を減らすために、寝る前に決めてバッグに放り込むことにしました。(ジムで着替えるので)
奥さんに怒られましたが、そのためのバッグまで購入!
やるとなると、格好や環境から入りたいタイプです。笑
あっ!トイレシートから、ココアのう○こがはみ出てるし。笑
ニューバッグに危なく付くとこだし。お食事をされていたなら、すいません!
新しい全体の時間割は、こんな感じです。
この表も作り方を今朝、学びました!ちなみにマックのNumbersです。
地鎮祭のための地縄
地縄って聞くと、地鎮祭のためにやるもの、って思う方は少なくないはずです。確かに、家の中心に祭壇を設置しますから、位置を出すために必要なものと思うのも無理はありません。
でも、そこに建つ家は、やり直しがきかないと思えば、その時だけに確認しておきたい大事なことがあります。
今回は、施主として地縄で確認すべきポイントをお伝えします。
そもそも地縄って何?
地縄は、建築予定地にビニールテープなどで、そこにプランした家の外周を貼ったものです。
余談ですが地縄を貼って、「こんな感じです!どうですか?」って指し示しながら感想を聞くと、たいがいのご家族は「えっ?こんなに小さいの?」という返答です。実はその反応を知っていて、こちらも聞くという。笑
実は大丈夫!基礎ができて立体的になるにつれ、(思ったより大きいじゃない!)に、印象は必ず変わります。最初の印象は神様のささやかなイジワルなのかもしれませんよ!
試しに、一畳の大きさをその場で確認してみることをオススメします。ほら、小さいところから視点を上げると、今度は大きく感じるはず。
実際におきたトラブル
幸いイエローチェアハウス では、大きなトラブルがおきたことがないですが、身近なところで実際におきたトラブルです。
・敷地内の間違った場所に建ててしまい、問題発覚。結果、建築士と施工業者が慰謝料を支払う。→建築士は友人 建物の是正があったかどうかは不明
・隣の敷地に基礎を作ってしまった。水戸の著名ビルダーが大きな分譲地で実際にやってしまったことで、当然、基礎取り壊し。→関連業者が呆れて話していた 施主の気持ちは不明
これらの事件は稀なことですが、僕たちにとっても、“対岸の火事” ではありません。スタートでこうなってしまっては、先々に暗雲が立ちこめます。。
必要な確認作業
「じゃあ、確認って、何を?」って、思いますよね。
境界線と建物の外壁面の “はなれ” と呼ばれる寸法は、民法上は50㌢以上が必要です。でも、例えばつくば市の地区条例では100㌢以上必要だったりします。北側斜線や崖状敷地の兼ね合いで、別途はなれ寸法が定められたり、必要寸法は場所場所により変わります。はたまた、裏側にエコキュートや自転車を置きたいなどの施主として使い勝手としての事情で寸法が決まることもあるでしょう。
まずは工務店が示す図面で、境界と建物の距離、地面の高さを確認すること。そして、現地でも確認することが大切です。
後で、問題がおきても、建てた側にも遺恨が残ります。工務店とは、ずっとのお付き合いになるのが、普通ですから。
他に考えるべきこと
はなれ寸法の判断で大事なことの一つに、ご近所との兼ね合いもあると思います。分譲地であれ、更地であれ法的な寸法に加味して、プラスしていくべき常識的な範囲があります。こんなことを言うと、建築士としてまずは施主の権利を守るべきだ、とも言われそうですが、、
僕たち建築業者は、いずれフェードアウトする存在。お施主様は、一生、そこに住むつもりで家を建てる判断をしているわけですから、近所との関係は大切で、法律だけでよしとすることはできないはず。
近所や周辺の“離れ”を見てみましょう。何となくでも、適正なはなれ具合が見えてきます。それを建築業者とすり合わせる事により、答えを出して行くのです。
また、車の置く位置もとても大切なことです。
特に女性は、運転が苦手な方も多く、小さなお子さんを乗せることが多ければ、気も散漫になりがちです。
できれば、車を実際に入れてみて、建物との位置関係を確認しましょう。
そして超重要なのは、近隣挨拶です。地鎮祭の時に、ぜひやりましょう。昔からの言い伝え通り『向こう三軒両隣』、その地で暮らしていくのであれば交際が避けられない単位と言われています。
近隣挨拶は業者任せにすることも可能ですが、考えてみてください。挨拶される方とすればそこに住む建主さんが行くといかないでは、心象が違うことは想像に容易いですよね!
そうそう、解体をする場合は、その前に行くべきです。解体が一番のトラブルの元ですので!
著者情報

- イエローチェア・ハウス代表
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私たちの家づくりへのこだわりは、すべてはそこに住まい、暮らしの場を作られるご家族のためにあります。
ぜひ、一緒に工夫しながら家づくりを楽しみましょう!
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