北向きガーデニングのコツ|リフォームのすすめ
ガーデニングをしていると、日当たり条件から北向きガーデニングは敬遠されがちです。家のつくりにもよりますが、どうしても北向きにか場所が確保できない場合、その他、家の四方でガーデニングを楽しみたい場合などがあるでしょう。
北向きガーデニングは敬遠はされても、花や葉を選べば、楽しめます。
今回は、どんな草花が北向きガーデニングにふさわしいのか、を中心にガーデニングをより楽しめる方法をお伝えします。
Contents
北向きガーデニングの成功のコツ
家の北側は、どうしても建物の陰になることが多い場所であり、日照条件がいいとはいえません。だからこそ、日の光を必要とするガーデニングが難しいとされます。
ですが、植物の種類によっては、日差しが強すぎるのを苦手とする植物がありますので、植物の特徴を捉えられれば北向きガーデニングも素敵に変身させることができるのです。
まずは庭の特徴を捉える
北向きと、日陰といっても特徴があり、以下のような5つに分けることができます。
・完全な日陰
・乾燥している日陰
・じめじめしている日陰
・半日、日陰(1日に2時間程度は日なたになる)
・風通しがよい日陰
上3つの場合、植物の難易度が上がりますので、植物を選びやすい、日光が入る場合からお伝えします。
比較的日光が入る場合
風通しが良かったり、半日程度陰になるのであれば、5つのタイプの中で選べる(育つ)草花が多いです。いくつかおすすめの草花を紹介します。
春に咲く花
・アシュガ
ピンクや紫色の穂花をつけ、背丈も10cmから30cm程度で、鉢植えでも地植えにも向いています。
品種が多く楽しみがあり、初心者でも育てやすい花ですが、土はほどほどに湿った状態させ、乾燥に注意すれば大丈夫です。
・イカリソウ
白,ピンク,赤紫,黄などカラフルで品種も豊富です。花の形が、花火の広がりを思わせるような形が特徴的です。
こちらも初心者でも育てやすい花ですが、花が咲く時期が4月から5月と短い期間になりますので、一緒に植える花の開花時期を考えて植えることをおすすめします。
・ヒメシャガ
白や紫の花を咲かせ、正直なところ、初心者向きではなくガーデニングに慣れてから育てるべき花です。
ですが、開花時期が5月から6月であり、上記にご紹介したイカリソウの時期とずれて咲く花のため、一緒に植えておくとその場所が長い期間花が咲いているようになります。
初夏から夏に咲く花
・アスチルベ
ピンク,赤,白,紫といった花(穂)縦に伸びるように咲き、梅雨の時期でも雨にも負けず元気に咲いてくれます。
高音乾燥が苦手なため、むしろ日陰との相性がいいのですが、極度の乾燥には注意が必要です。
・ホタルブクロ
釣り鐘形で白,紫,ピンクと愛らしい花が咲きます。また根付いたあとは水やりがあまり必要ではなく、丈夫で手がかからないため初心者にも育てやすい花です。
水やりがあまりいらないといっても、土がカラカラの状態になっていないかは確認をし、水やりをしましょう。
日本の野草としてもよく見かけられる花の一種ですので、庭をナチュラルな雰囲気にしたいという方はぜひ取り入れてみてください。
・アジサイ
日本産の落葉低木です。花ではなく、木に分類されるのですが、花のイメージがついている方が多いと思いますので、ご紹介します。
青,紫,ピンクと日本に古くから愛でられていて、和風を連想する方もいらっしゃると思いますが、実はナチュラルガーデンにもぴったりです。
真夏の水切れ対策に1日に2回程度の水やりが必要ですが、育てやすいのが特徴です。
冬から初春にかけて
日陰で育つ花として、ナンバーワン人気ともいえるクリスマスローズを忘れてはいけません。
花壇に咲く花が少なくなる季節に咲く貴重な花でもあります。さらに葉は常緑タイプでグランドカバーとしても活用できる優れものです。
グラス系もおすすめ
・フッキソウ
緑の花が咲いているような印象のある葉で、マット状に広がり、日本では縁起の良い意味を持ち、常緑性でほとんど手入れがいりません。
隙間を埋めたい場合にも、ぜひ活用してください。
・アイビー
道を歩いてみると、よくつるが伸びていて星型のような葉をつける葉です。寄せ植えやインテリアにもよく使用されるくらい活用方法があり、楽しめる葉かと思います。
丈夫な葉ですので、初心者でも育てやすいので、おすすめしています。
完全な日陰・ジメジメしている日陰の場合
洋風よりも和風が向いています。コケの緑を活かすデザインがポイントで、日本のワビ・サビを楽しめる庭とすることができるでしょう。
洋風の庭を考えられている場合は、花よりもグラス系で揃えてみるのもいいかもしれません。
草花や木だけでなく、ガーデニング用のファニチャーも多めに取り入れることで完全な日陰でも雰囲気作りに役に立ちます。
グランドカバープランツが大活躍
先ほど、ご紹介したフッキソウやアイビーで、”グランドカバー”という言葉を使いました。名前の通り、地を覆う植物、隙間を埋めてくれる植物のことを指します。
グランドカバープランツを使用することで、地面一面が、まるで花畑のように大変身します。さらに、余計な土を周りに流さず、土自体の乾燥も防ぐ効果があったり、雑草対策にもなります。
グランドカバーや花の高さや木の高さを組み合わせることで、立体的なガーデンにすることができますので、より華やかに演出することができます。
北向きの庭をつくるときの注意点
理想通りのガーデンを作り始めるとき、鉢植えを並べたりすることからも始められますが、木の植栽も考えると、プロの手助けが必要となります。
最初の一歩が肝心です。
まずはどんなガーデン作りをしたいのか、ざっくりと考えてみましょう。
ご自身の好みによっては、どうしても植えたい草花もあるでしょうし、日照条件も考えたり、土の水はけ状態を考えたりと、初心者にはどれから考えればいいのかすら難しいものです。
ざっくりとしたイメージ作りのために、3つポイントをお伝えします。
木漏れ日
北向きの庭といっても、まったく日陰でしょうか。お隣に高い建物がある場合を除けば、多少なりとも光は入るかと思います。
高さがある木でしたら、葉の間から差し込む光を考えればいいのです。庭が、明るい時間と少し暗くなる時間で違う雰囲気を見せてくれるメリットもあります。
こんな光が入ってほしいなというイメージを持ってみましょう。
立ち木も忘れずに
グランドカバーのお話で、ガーデンを立体的にするために木の高さも考えた方がいいとお伝えしました。
日陰の多い庭の場合、地面を覆う草花を中心に考えられることが多いのですが、あえてシンボルツリーのようり1本、木を入れてみることを考えてください。
ただし、葉が生い茂るようなタイプの木は、光をガーデン内に取り入れにくくなってしまいますので、木漏れ日も考えて選んでください。
フェンスカラーも考えて
隣家との境に何らのフェンスがあると思いますが、どんな材質のフェンスで、何色でしょうか。
例えば白い壁であれば、明るさを感じることができます。
しかしダークブブラウンなど暗めのカラーの場合、隙間から光が入るタイプであれば明るさも感じられますが、隙間もない場合、全体的に暗いイメージになってしまいますが、小石や花壇のレンガの色などを明るめに色にすることで、明るさを演出するコツもあります。
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著者情報

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家をつくるということ。
それは単に道具としての“HOUSE”を組み立てる作業ではありません。
家族が笑顔で快適に過ごせる“HOME”をつくるお手伝いをしています。
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