東日本大震災でも建物の被害は軽微だったイエローチェア・ハウスの建物の耐震性と地震対策についてご紹介します。

構造材はすべてJAS規格を採用

構造材はすべてJAS規格を採用

JASとは日本農林規格で国が定める基準を満たし認可を受けた商品などに使われる規格品です。日本の製材工場は約6,000あるといわれておりますが、JAS認定の工場は10%程度です。数字のまま考えれば日本の木材のうち90%はJAS規格外の木材が使われているということになりますね。
構造材は協和木材さんから八溝杉を入れさせてもらっていますが、こちらは一般的に流通している杉材より、JASで数値化された品質の高い杉が採用されていますので、一般的に弱いと思われている杉材とは思えない強度を誇ります。

金物の増加による強い接合

土台から柱、柱から梁と接続部分にはJAS規格の金物が使われています。こちら一昔前の2010年の頃には一棟あたり平均15万円程度だったものを今では40万を超えるほどコストが上昇しています。その理由には金物自体の品質の向上や使い方や個数が増えた事によります。そして耐震等級2級相当の構造を標準にしています。(※実際の認定を受けるには別途構造計算をする必要があり費用も別途かかります)

金物の増加による強い接合

歴史から学んだ小屋組みを採用

歴史から学んだ小屋組みを採用

日本人にはお馴染みの鳥居のかたちを小屋組みに採用しています。
鳥居には横に伸びた笠木が一番上にあり、下には柱を支える島木、そして貫と呼ばれるパーツが存在しています。筋交いと同じように、地震での振動を受け止め和らげ、柱や梁への負担を減らしてくれます。

べた基礎と地盤調査・地盤改良

スラブ配筋(※基礎のコンクリートの中に入れる鉄筋)は300mmピッチだったものが今では250mmピッチが標準です。長期優良住宅で構造計算をした物件では200mmピッチでおこなっております。
また、地震のときに重要になるのは地盤の強度です。いくら良い家を建てたとしても、地盤が安定しない土地では建物が耐えられません。イエローチェア・ハウスでは、地盤調査会社と地盤改良の会社を別々にする事で、正確で安心な数値を得る事ができます。
土地は一般的に購入してから出ないと調査が出来ない為に、とても重要な検査になります。

べた基礎と地盤調査・地盤改良

一覧へ戻る