平屋はいかが? ~OPEN HOUSEプレヴュー~|Yellow’s Spirit 2019-04
今回のイエローズ・スピリットも今月開催されるOPNE HOUSEの御案内を兼ねて「平屋」に注目した特集を組んでみました。
注目を集める平屋
核家族化が進み、部屋数を優先する必要性が薄まる中、コミュニケーションが取りやすい、開放的な平屋の空間に注目が集まっています。平屋独特の機能性や佇まいに憧れる若い世代も増え、子育てが終わった御夫婦のセカンドハウス=終の棲家としても平屋の人気が高まっています。
平屋のメリットとは?
◆耐震性が高まる
単純に二階建よりも平屋のほうが強い構造になりますから耐震性が高まります。地震大国日本において、とても安心できるメリットのひとつです。
◆バリアフリー化がしやすい
原則、すべてフラットな構造が可能ですから、段差のない、登り下りをしないで済む生活空間が作れます。
◆お手入れが楽ちん
部屋数も少なく、登り下りをせずに掃除ができますし、外観の修復にも足場を組まずに済むので、お手入れが楽ちんです。
◆コミュニケーションが深まる
一階と二階では、同じ家にいても違う空間にいる感じがしますが、平屋は同次元の空間を共有し、いつもお互いの存在を意識できるので、コミュニケーションが深まります。
◆平屋ならではの佇まいと住み心地
平屋は、佇まいとしてもオシャレな雰囲気を醸し出してくれます。シンプルなI字型はもちろん、U字型(コの字型)などにすれば、お互いに独立した空間でありながら、その存在を常に感じ取れます。また開放的な広い空間は、暮らしやすい生活動線にも直結していきます。
平屋のデメリットとは?
◆風通しと採光に留意
平屋は、どうしても平面一列に部屋を配置していくので、中心部の部屋が壁に囲まれ、風通しや採光がしにくくなりがちです。でも生活動線を踏まえた工夫をすれば問題ありません。
◆しっかりとした防犯対策
風通しや採光のために大きな窓を取り付けるケースが多い平屋は、しっかりとした防犯対策を立てておく必要があります。
◆プライベートの確保に工夫
メリットとデメリットは、コインの裏表のようなもの。コミュニケーションが深まるというメリットの裏を返せば、プライベートな空間が確保しにくいとも言えます。でも実際の暮らしで生まれる視線を意識した工夫をすれば大丈夫です。
◆部屋数は少なくなる
同じ建坪ならば、広さが二階建の約半分になってしまうのですから当然のことです。二階建同様の部屋数を作るには、どうしてもより広い土地が必要になります。
◆坪単価が割高になってしまう
平屋は、二階建よりも基礎工事が必要な床面積や屋根部分が広くなりますし、U字型(コの字型)などにすれば、壁面も柱も増えるので、どうしても坪単価は高くなりがちです。
平屋の魅力を最大限に活かして
ということで、4月21日に開催するOPEN HOUSEでは、平屋の魅力を最大限に活かした、ステキなおうちをお披露目いたします。まだ養生や資材がそのまま置いてある状態ですが、その魅力の一端を御紹介してみましょう。