水戸市の現場レポートPart3

前回に続きまして、今回も1階から更なる探索スタートです!

 

いきなりですが、真っ青な空間が登場しました!

この空間、何になると思いますか?

アンサ~。ここはコンサバトリーになります!

YCHでは近年2パターンのコンサバトリーをご提案させて頂いております。

1、本格的な仕様のイギリス様式そのままのコンサバトリー

2、日本人の使い方に合わせたコンサバトリー風

 

大きな違いは、建物の外として作るか中として作るかという点です。

本場のコンサバトリーの仕様はほぼ外と言っていい出来で、施工も後付けの作りになります。

結果大雨の場合などは、境目から雨漏りがしたりすることも多々ありますが、その代わり雰囲気は抜群です!

対して、コンサバトリー風は、施工の段階で躯体の一部として組み上げてしまい、雨漏りのリスクはほぼない反面きっちりした作りになるので、雰囲気が若干損なわれます。

使い勝手やお好みで選んでいただいておりますので、そのあたりはプランニングの際によくご相談頂いて実装させて頂いております。

 

天井は板張りで、無垢の梁も見えますね。

こちら日当たりがよく、室内で洗濯乾燥できるようランドリーロープもつける予定です。

仕上がりが楽しみです!

 

 

今度は建物の奥側へ向かいまして。。。

 

天井から、突如として現れたSFチックなケーブル類のもじゃもじゃが垂れ下がっています。

恐らくこのあたりには分電版が来るのでしょうか。建物が大きいので配電系統も驚くほど多いですね!こちらも電気屋さんが頑張って配電をしてくれているようです。

 

 

続けて二階まで足を運びます。

まだ階段は出来ておりませんので、大工さんが普段上り下りしているハシゴをお借りして上りました。

よいしょ。

写真では分かりづらいかもしれませんが、ここは大きな吹き抜けになる場所です。

今は足場がかかっておりますので、吹き抜けのど真ん中に立ち、撮影しております。

今後この場所でこういうアングルで写真を撮ることは出来なくなってしまいますので、貴重?な一枚ですね。

 

先ほどの写真の左手側には連窓連段の窓が見えます。

外側はバルコニーになっているので、近くで見てみましょう!

 

 

1、、2、、3、、、全部で9つの窓が連なっています。

この窓は吹き抜けの下に位置するダイニングへの採光のための窓です。人間にとって、自然光はとても重要ですからね!

 

そういえば今のサッシって、断熱効果が凄いんです。

私が子供の頃、冬にサッシを閉めて日当たりのいい縁側で横になっていると暖房がいらないぐらい光が暖かいものでしたが、今はサッシを通した光は暖かさがほぼ感じられないのです。特に夏場の暑い時期はサッシ越しの日差しで暑くなることがありませんので、断熱効果は抜群です!

 

YCHの建物の標準仕様はLIXILのサーモスXなので必然的に複層のガラスですが、ガラスとガラスの間に「アルゴンガス」が入っております。

もともと私たちが吸っている空気中に1パーセントほど含まれている気体ではありますが、酸素や窒素などより比重が重く熱を通しにくい性質があります。

それがハイブリッドな「樹脂+アルミ」のサーモスXの性能と組み合わさり脅威の断熱性能を生み出しております。

 

 

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次回Part4へ続きますので、次回をお楽しみに!

 

 

著者情報

吉成 悠
吉成 悠
家をつくるということ。
それは単に道具としての“HOUSE”を組み立てる作業ではありません。
家族が笑顔で快適に過ごせる“HOME”をつくるお手伝いをしています。